特集

市場創出・ダイバーシティ・コラボレーション・栄養改善・持続可能な調達

フルグラは「日本の朝食を変える」をコンセプトに、
次世代のカルビーを担う商品として誕生しました。
誕生から26年、フルグラは新しい朝食のカタチとして次第に浸透し、
皆様に愛される商品へと成長しましたが、そこには、
さまざまなチャレンジがありました。

イノベーション(これまでの当たり前を見直してみると、いろいろな発見がありました)

シリアルに対する世の中のイメージを変えました

2010年頃までは30億円前後の売上を推移していましたが、商品名を「フルグラ」に変更した頃から毎年拡大し、2016年度は292億円に。「シリアル」という枠を超えて、「朝食」という考え方へチェンジしたことが、大きなターニングポイントでした。

売上約10倍に
フルーツグラノーラ

1991年発売当初は「フルーツグラノーラ」という商品名でした。

朝食茶屋

『和』をキーワードに新しい朝食のスタイルを提案した「朝食茶屋」

トップと現場が一緒になってさまざまなアイデアを出し合いました

朝食市場に打って出るために会長の松本が2012年に立ち上げたプロジェクトが「フルグラ100」です。ここでは性別や年功序列という考えは捨てて、みんなでいろいろな意見を言い合いました。その結果これまでのカルビーでは考えられなかったような、さまざまなアイデアが生まれました。 

置きグラ

職場にフルグラサーバーを置き、自由に召し上がっていただける「置きグラ」

コラボレーションでフルグラの可能性を拡げました

フルグラを多くの人に知っていただくために、さまざまな商品、業種とのコラボレーションに取り組んでいます。フルグラと相性のよいヨーグルトの開発や、ラーメン店やカレーショップとのタイアップメニューなど、これまでのシリアルの常識を変えるコラボレーションに挑みました。

フルグラコラボレーション
網干 弓子

フルグラ事業本部 企画部 部長
網干 弓子

VOICE試食やサンプリング、レシピ提案、ホテルへの飛び込み営業など、考えられることは何でもやりました

発売当時(1964年)の「かっぱえびせん」

発売当時(1964年)の「かっぱえびせん」

Columnカルビーのイノベーション
スナック菓子といえばお米を使ったあられが一般的だった1955年、貴重だったお米の代わりに小麦を使ってできた「かっぱあられ」がカルビーの原点です。さらに、小エビを使うことで栄養価も向上させた画期的な商品が今も人気の「かっぱえびせん」。こうしたイノベーションのDNA がフルグラにも活かされています。

社会課題への貢献(社会に必要とされ、そして愛されるフルグラになるために)

日本のフルグラから世界のフルグラへ

ご好評により需要に対して生産が追いつかない状況が続いていましたが、2016年には清原工場にラインを増設したほか、2017年度に北海道工場にラインを増設、2018年度に京都工場に生産棟を新設予定です。国内だけでなく世界に向けた生産体制が整いつつあります。

流通様や、営業担当者向けの工場説明会も行っています
栄養バランスの良さがアスリートにも喜ばれています

フルグラは栄養バランスに気を使うアスリートにも好評です。マラソン大会をはじめさまざまなスポーツイベントにブースを出展し、サンプル配布を通じてフルグラの良さを知っていただく取り組みを行っています。

東京マラソンEXPO (2017年2月23~25日開催)での配布サンプル数10,400カップ

甲斐 好美 選手

リオデジャネイロオリンピック
陸上競技(走り幅跳び)日本代表
甲斐かい 好美このみ選手

フルグラは手軽で、遠征時には欠かせません。アスリートにもオススメです!

カルビーでは甲斐選手のほか、トライアスロン代表の佐藤優香選手、パラリンピックマラソン代表の近藤寛子選手へ、フルグラの提供を通じたサポートを行っています。

※リオデジャネイロオリンピック代表

高齢者の栄養改善や「ロカボ」にも貢献しています

高齢化社会が進み、高齢者の方の栄養摂取という社会課題に対して、フルグラは貢献しています。また減塩効果も期待できるほか、2016年度には生地に大豆たんぱくを使用した糖質オフの商品も発売し、より幅広い年代の方の栄養改善にもお役立ていただいています。

ロカボとは
「ローカーボ(=低糖質)」、「メタボ」などの解消、さらには「ロウカボウシ」の意味合いまで含まれた造語。1食で摂取する糖質量を定めて、血糖値の上昇を抑えた健康的な生活を心がけましょうというのが基本概念。

糖質量

フルグラ糖質25%オフ1食(50g)17.8g・ごはん1膳55.2g・食パン1枚26.7g
高品質で安全にこだわった素材を使用しています

フルグラには世界中の厳選された高品質の食材を使用しています。安全性についてはサプライヤー様とともに厳重なチェック体制を整えているほか、安定供給のための調達先の開拓は継続的に行っています。

ココナッツ[原産国]フィリピン・スリランカ/オーツ麦[原産国]オーストラリア/パパイヤ[原産国]タイ/レーズン[原産国]アメリカ

りんご・いちご・かぼちゃの種についても栽培先まで遡ってトレーサビリティーを確保した原料を使用しています。

朝食文化を豊かにする活動を行っています

NPO法人日本トイレ研究所と栄養・睡眠の専門家との連携により、楽しい朝づくりを通して子どもの生活習慣改善を目指す「朝ハロしよ!プロジェクト」を実施しました。フルグラのトッピングをいろいろ試したり、楽しみながら朝食の大切さを学んでいただきました。

朝ハロしよ!プロジェクト
フルグラチョコクランチ&バナナ

このプロジェクトに参加した小学生の間で人気だったレシピが実際に商品化されました。

フルグラ事業本部トップにきく フルグラの今、そしてこれから(フルグラ事業本部 本部長 藤原 かおり)

profile

広告代理店、外資系食品メーカーのブランドマネージャーなどを経て、2011年カルビーに入社。12年よりフルグラのマーケティングに携わり、17年4月より現職。15年12月には日経WOMAN(株式会社日経BP社)主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016」において、「ベストマーケッター賞」を受賞。

Q2016年度は売上292億円となりました。
A2015年までは需要に生産が追いつかず、お客様にも生産現場にもご迷惑をおかけしていました。2016年度に清原工場の生産ラインが増設されたことで課題が解消され、その結果、売上が上がったことはとても嬉しいですね。また現場のモチベーションも上がっていると思います。
Qさらにフルグラを皆さんに知っていただくために、どのようなことに取り組んでいますか。
朝食で、減らしお
Aまだまだフルグラの事をご存じない方も多いですし、シリアルに対してあまり良い印象をお持ちでない方もいらっしゃると思います。そういう方に対して、少しでも多く出会いの場をつくっていきたいですね。例えば2016年11 月には東北で「減塩」をテーマにしたイベントを開催しました。このような草の根的な活動を続けていくとともに、自治体を巻き込んで全国的な運動にしていく、ということも仕掛けていきたいです。
Qフルグラ事業本部を「ダイバーシティ」という観点から見るといかがですか。
A女性男性関係なく目標に向かって一丸、という感じですね。
企画部長は育児をしながらがんばってくれていますし、他にも外国人などさまざまなメンバーがいることで、多様なアイデアが生まれ成果につながっています。
Q現在の課題は何でしょうか。
A生産量も多くなり、量と品質を今の高い水準で維持できるか、というところです。特に主原料であるオーツ麦を将来的にどう確保していくか、という課題は調達部門とも連携して、継続的に取り組んでいくべきだと捉えています。また気候変動による調達リスクも大きな課題です。現在はこのような問題にどう対応していくか、体制を整えているところです。
Q社会的な価値、という点からフルグラをどう評価されていますか。
Aお客様から「フルグラのお陰で健康でいられる」「フルグラだと食べてもらえる」といった声をいただくと本当に幸せに思いますし、そういう方を一人でも多く増やしていくことが私達の役割だとも思っています。近い将来、日本以外の栄養状況があまり良くない国にフルグラが普及して、その国の健康状態が改善されたら、と思うと、ワクワクします。
Q今後チャレンジしたいことはありますか。
藤原 かおり
A例えば北海道の原料を使ったご当地自慢の商品などを開発してみたいですね。地産地消であったり、生産者との協働であったり、それが地域の元気を生みだすきっかけになればいいと思います。また、目下の課題はやはり海外展開です。世界中の方にフルグラを愛していただけるようがんばります。

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