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北海道のイマ じゃがいも品種開発も手がける「カルビーポテト」[1]

特別取材編でお届けいたします!

じゃがいもDiaryでたびたび登場している、じゃがいも専門家集団「カルビーポテト」。
その中でも新品種を開発している、カルビーポテト株式会社馬鈴薯研究所の津山睦生さんにお話しを聞いてきました!

じゃがいもへのこだわりを3回に分けてレポートします!

取材・文/大橋博之
撮影/河野英喜

 

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カルビーポテト初開発のじゃがいも新品種

──そもそも、他にも品種がある中、どうして新品種開発が必要なのですか?

津山:新品種「ぽろしり」は「ポテトチップス」の原材料として開発がスタートしました。
スーパーなどで売られている「男爵」や「メークイン」といったじゃがいもは貯蔵すると糖分が増えて甘みが増しますが、ポテトチップスの場合、糖分が高いと油で揚げたとき焦げて味も落ち、見た目も悪くなります。そのため、糖分が低いじゃがいもを開発する必要がありました。


↑貯蔵庫の扉を開けると、じゃがいもがびっしり!収穫されたじゃがいもは、貯蔵庫で長いものだとおよそ9カ月間、貯蔵されます(貯蔵中は蛍光灯を消灯しています)


さらに、我々は生産者から調達したじゃがいもを貯蔵し必要な時に製品にするのですが、長期間貯蔵しても品質が変わらないということも重要でした。そうした課題を改善するため、2003年から開発に取り組みました。

 

──じゃがいもの品種開発ってどんな風に行うのですか?

津山:開発というと、研究室のようなところで机に向かっているイメージがあるかもしれませんが、じゃがいもの品種開発は、最初に2~3万の種を試験圃場(畑)に蒔くところから始まります。

畑にじゃがいもの種を、春に蒔いて秋に収穫する。
その栽培期間で生育をチェックし、収穫したじゃがいもを調査し、優秀なじゃがいもだけを残していく。そのじゃがいもを翌年にまた植え付けし、さらに調査をして、また絞り込む。
この工程を10年以上繰り返して、優秀な品種を見つけ出します。

その調査の段階で見誤ると本当はすごい品質になる能力のあるものを見落としてしまうことになりかねません。その見極めが一番、難しいところです。


↑研究棟の横に作られた、じゃがいも研究畑。じゃがいもの病気について、研究を行っています

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→次回は、「ぽろしり」が選ばれた理由 をお届けします!お楽しみに♪

○コメント一覧

  • とにかく頭が下がります。 | 投稿者 |  ももいろももた
  •   わぁ~。じゃがいもがいっぱいですね。
     全部、ポテトチップスになるのかな?
      「すごい!!」 | 投稿者 |  kon2
  • 沢山のじゃがいもですね | 投稿者 |  貴代江2618

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