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素材でチョイス





“にんじん” のきほんのき

良いにんじんの選び方
にんじんを選ぶ時には、色鮮やかで表皮がなめらか、茎の切り口の小さいもの、茶色や緑色に変色している物は避ける方が良いです。 
最近は、鮮度保持の意味もあるのか、袋詰めのものが殆どですが、バラ売りしているものがある場合にはしっかりご自身の五感を使って選びましょう!もしあれば、泥つきのものをおすすめします。

にんじんの保存法
にんじんの保存は、湿気と乾燥の両方に弱いので水気をよくふき取り、新聞紙などでくるんでからポリ袋に入れて冷蔵庫へ。 
冷蔵庫の中でにんじんが、黒く柔らかくなってしまったり、表面がぬるぬるになった経験はありませんか? 
にんじんが汗をかいてそのままにしたためです。
産地で皮を剥かれた状態のにんじんの表面は、微生物の繁殖がしやすくなっているのです。 畑から抜いてきたにんじんも、2~3日そのままにしておくと、乾燥でしわしわになってしまいます。
畑からでもお店からでも、その後の正しい保存が大切です!

にんじんの旬について
にんじんの本来の旬は、秋から冬ですが、最近は産地リレーで通年出回っています。実際、畑で栽培してみると「旬」というものを明らかに感じます。
にんじんの場合は、旬を過ぎると、にんじんの芯の部分が木のように硬くなってきますし、茎のほうは「トウ」が立ってきてどんどん伸びて、花が咲きます。 こうなっては、にんじんは食べられません。 

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
にんじんの葉には根の2倍以上のβカロテンが含まれてるので、新にんじんの葉やおろ抜きにんじんがあったら、ぜひ、おひたし、ごまあえ、かき揚げなどで食べみてください!
それから、にんじんの細胞内には、ビタミンCを分解してしまうアスコルビナーゼという酵素が含まれています。
この酵素は、酸や熱に弱いので、ビタミンCの多い野菜と組み合わせる時は、酢を使ったり、熱を加えた調理法が良いでしょう。
また、にんじんの花は、根のオレンジ色とは対照的な真っ白い可憐な花です。

“ほうれんそう” のきほんのき

良いほうれんそうの選び方
ほうれんそうを選ぶ時は、葉が大きくみずみずしくはりがあり、黄ばみやしおれ、茎の大きすぎるものは避けます。葉肉が厚く、緑色が濃く、葉が根元から密集して生えているものを選びましょう。
また、一般的に出回っている交雑種の中でも東洋種に近いものと、西洋種に近いものとがあるようなので、葉の形で見分けが付きますので、それぞれの特徴を生かす為に葉の形で作る料理を決めるのも面白いでしょう。
葉が小さめで先がとがった感じで切れ込みがある葉は、東洋種あるいは東洋種系で、アクが少なく甘味があるので茹でて、おひたしなどにします。
葉が大きめで丸いものは、西洋種あるいは西洋種系で、アクが強く肉厚なので、炒め物にむきます。

ほうれんそうの保存法
ほうれんそうは、葉先からどんどん水分が蒸発してしおれやすいので、乾燥に注意するために、ぬらした新聞紙に包みビニール袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。 
入れる時もほうれんそうが余分なエネルギーを消費しないように、横にしないで立てて置くほうが良いです。 
ただし、夏のほうれんそうは、水気に弱いので乾いた新聞紙に包んだ方が良いでしょう。 できれば、夏場は使い切ることをおすすめします。 
また、硬めに茹でて水気をしっかり絞って、ラップでくるんでから冷凍庫での保存も出来ます。

ほうれんそうの旬について
ほうれんそうは、かつて真夏の生産量はほぼゼロでしたが、品種改良や栽培技術の発達により、周年出回るようになりました。 
しかし、本来の旬は11月から1月。 -10℃にも耐えられる、正真正銘の冬野菜です。
冬から春にかけて出回るものは、他の季節に出回るものより味も良く、栄養成分も豊富な、まさに「緑黄色野菜の王様」です。
最近人気の冬期限定の「ちじみほうれんそう」は、一見中国野菜のタアサイのように緑色が濃く、縮れた葉っぱが外側に丸く広がっています。
一度食べたら忘れられない甘さがあります。お奨めの食べ方として、しゃぶしゃぶやナムルなどがあります。是非お店で探して食べてみてください♪

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
昔から「ほうれんそうやはくさいは、霜にあたると甘くなる」と言いますが、
これは、ほうれんそうやはくさいが、寒さで低温ストレスを感じ、水分の吸収は減るものの、身体を守るための光合成が続く為、糖分とビタミンが増えるためです。
頑張ったほうれんそうを褒めてあげて、美味しく食べましょう。
お奨めの料理の一つは、やはり一般的ですが「ごまあえ」です。ほうれんそうのビタミンCとごまに含まれるビタミンEを一緒に摂る事で、ビタミンCが強化されます。 

以前、雪に埋もれたほうれんそうをかじかんだ手で掘り出した思い出があります。 葉っぱは、濃い緑色で、根っこは濃いピンク色だったと思います。きっと、今はあまり出回らなくなった東洋種でしょう。 根っこの部分は、本当にとても甘かったです。

“トマト” のきほんのき

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良いトマトの選び方
トマトの選び方の一番は、ヘタの部分を見ることです。 
新鮮なものは切り口がみずみずしく、ヘタの部分が緑色でピンとハリがあります。 
形は全体的に丸く、色まわりが良く、重さがあり、花落ち(おしり)に星状の線が
あるものが良いでしょう。 
角張ったところのあるものは、中に空洞があることが多いので避けたほうが良いでしょう。 
買ってきたとまとを水を張ったボウルに入れてみると、浮くものと沈むものがあります。
沈む方が実がぎっしり詰まっている証拠です!

トマトの保存法
トマトの保存は、ビニール袋に入れるかラップをして冷蔵庫の野菜室へ。 
沢山ある場合は、、冷凍するか、水煮やピューレにして保存しましょう。 
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、乾燥してドライトマトにしても長期保存できます。 
イタリアなどトマトを沢山食べる国では、トマトが豊作で安くなる旬の時期には、
各家庭で家族総出で1年分のトマトソース作りをするそうです。 
作ったトマトソースは、消毒したビンに詰めて1年かけて食べきるのだそうです。

日本では、まだまだ生食が主流なので、自宅で加工して保存するご家庭は少ないようですが、
ぜひお試しください!!

トマトの旬について
トマトの旬は、露地もの(※1)では6月から8月です。 
もともと高温多湿にも低温にも弱いトマトは、日本の気候では栽培しにくく、品種改良や栽培施設の発達でこれらの気候を乗り切って周年出回ることができるようになりました。 

ハウス栽培などの施設栽培では2月から6月が旬です。 
また、ゆっくり成長したもののほうが、味が濃くなり美味しいとされています。 
私が子供の頃、近くにトマトの加工工場があり、近所の農家ではトマトを沢山作っていました。
夏の日、畑で食べた生暖かく、青臭い真っ赤なトマトの甘酸っぱい味や冷たく冷やした輪切りのトマトに砂糖をかけたものが夏中食卓に上っていたことを今でも覚えています。。。

※1:ガラス室やビニールハウスの中で栽培しないで自然の気象条件の下で栽培する事。

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
トマトを生で食べるのも美味しいですが、完熟してから収穫する加工用トマトには、生食用に比べてリコピンは約3倍、βカロテンとビタミンCは約2倍、食物繊維は約1.5倍と、栄養が凝縮していますので多いに利用しましょう!
ちなみに、日本や韓国では生で食べるサラダ用途が中心ですが、トマトを良く食べるイタリア、スペイン、南フランスなどでは、色々な食材と合わせて炒めたり煮込んだりと、加熱して食べる事が多いようです。調味料の感覚で食べてられているのですね~。日本で言えば、味噌・醤油の感覚です。

トマトソース・味噌・醤油の共通点は、植物性のグルタミン酸という旨み成分を持っていることです。
イタリア料理を含め、とまと味の料理が日本人に受けているのは、
小さな頃から食べ慣れている旨み成分と同じだからではないでしょうか。

“モロヘイヤ” のきほんのき

良いモロヘイヤの選び方
モロヘイヤは、葉が濃い緑色でみずみずしく、葉の先端や茎の切り口が茶色く変色していないものを選びましょう。鮮度が落ちると葉は硬くなり、茎からはなれてしまいます。また、茎も硬くなって手で折ろうとしても折れません。
新鮮なものは、葉がしっかり茎についていて、茎もみずみずしいので、簡単に茎が手で折れますよ。

モロヘイヤの保存法
生のモロヘイヤは洗ってペーパータオルに包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しますが、早いうちに使い切った方が良いでしょう。せっかく柔らかく新鮮なものを買いもとめても、何日も置くことによって硬くなってしまいます。茹でたモロヘイヤは水にさらしてあく抜きをしたあと、よく水分を切り、刻んで小分けして冷凍保存すると良いでしょう。小分けしておくことで、味噌汁やスープの実として簡単便利に使えます。

モロヘイヤの旬について
モロヘイヤは夏が旬の夏野菜ですが、現在は周年産地別に栽培されています。冬場には沖縄産、春以降は東北地方、北関東、中部地方など、日本の各地で作られています。この中にはハウス栽培が多い地域もあります。

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
 エジプトの家庭料理のモロヘイヤスープをご紹介いたします。
<材 料>
モロヘイヤ1束、鶏肉(もも)1枚、にんにく3~4片、ブイヨン1~2個、オリーブ油大さじ2~3、水1ℓ、塩適宜、胡椒少々、好みのハーブ適宜。
<作り方>
1. モロヘイヤは茹でて水にとり、ざく切りにします。
2. にんにくはみじん切りにして、オリーブ油でカリカリに炒め、取り出しておきます。
3.鶏肉は一口大に切り、にんにくを炒めた油でよく炒め、そこに水とブイヨンを加えてしばらく煮てアクを取ります。
4. モロヘイヤと鶏肉、少量のスープをミキサーにかけます。
5.4 を鍋に戻し、軽くひと煮立ちしたら、塩、胡椒、好みのハーブで味を調え、器に盛って炒めにんにくを散らして出来上がりです。

*モロヘイヤの量を多めにすると粘りが強くなり、普通に炊いたご飯やバターライスなどにかけて食べても美味しくいただけます。
また、スープ以外には、玉子焼きやオムレツの中に入れて焼いたり、カリッと天ぷらに揚げたり、山芋やオクラ、納豆などと和えて醤油やポン酢で味付けして食べても美味しく召し上がれます。モロヘイヤ料理は、夏バテ防止や疲労回復に効果的な、スタミナ食と言えるでしょう。

“ピーマン” のきほんのき

良いピーマンの選び方
ピーマンを選ぶ時は、
①色が鮮やかで光沢があり、変色や傷のないもの。
②果肉が硬めで厚みがありしっかりしているもの。
③持った感じがフワッとした軽さのものではなく、ちょっと重みを感じるもの。
④切り口がみずみずしく、ヘタがピンとしているもの。

上記の点に気をつけて選ぶとおいしいピーマンが食べれます!
ただ、へこみや変形は味に関しては問題はないので、選んでも差し支えありません。

ピーマンの保存法
ピーマンの保存法ですが、水気を良く拭き取って新聞紙か穴の開いたビニール袋に入れて、
冷蔵庫の野菜室で保存しますが、4~5日位で食べきるのがよいでしょう。
まとめて保存する時は、1つ傷むとすぐに他にも移ってしまうので、気をつけましょう。
傷み始めたものを見つけたら、すぐに取り除きましょう。
また、カットすると、その切り口に水気がある場合、雑菌が繁殖しやすくなります。
特に種は腐りやすい為、取り除いて水気をふき取り、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れますが、早めに使い切りましょう。
ラップに包んで冷蔵庫に入れるのは、なるべく雑菌から遮断して、低温で雑菌の繁殖を抑える事とピーマン自身のの老化を抑えるなどの為です。
基本的にはカットした野菜は、なるべく早く使い切ることがベストです!

ピーマンの旬について
ピーマンは、高温を必要とする野菜です。
6~8月の夏場が旬と言えますが、温暖な気候を生かし、高知や宮崎ではハウス栽培を行ない、冬から春にかけて栽培し出荷しています。
また、カラーピーマン(ここでは、主に赤、黄、オレンジ)は輸入物も多く、ピーマン全体で見ますと周年出回っていることになります。 
私たちも必ず畑に作っていますが、普通は秋冬野菜の準備をする際、夏野菜は抜いて整理してしまうのですが、実が生っていたりすると私は「もったいながり家」のため、畑に残して置きます。
もともと寒さに弱い野菜なので、初霜が降りた日などは茶色くしおれてしまい、かわいそうな事をしたなと反省したりします。

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
緑色のピーマンは、子供たちの苦手な野菜のひとつです。
品種改良で、独特の苦味は軽減されてきていますが、選ぶ時にはヘタの画数の多いものを選ぶと良いでしょう。ヘタがしっかりしていて画数が多いということは、あまりストレスを受けずに良好な状態で生育したと考えられるので、苦味が少ないと考えられます。
また、調理する時に種とわたをきれいに取り除き、縦切り(繊維に沿って切る)にしたり、緑色のピーマンよりも糖度の高い、赤・黄・オレンジなどの色つきの甘いピーマンと組み合わせると、色もカラフルできれいになりますので、美味しく食べられると思います。

ピーマンの花は白く小さな星型をしています。最初のうちはピーマンの葉っぱが緑色なので、白い花が良く映えてきれいです。
逆に、実に成った時には葉っぱと同じ緑色なので、収穫の時に同化していて見過ごしてしまう可能性もありますね。。

“ブロッコリー” のきほんのき

良いブロッコリーの選び方
ブロッコリーは、色が濃い緑色をしていて、黄色く変色していないもの、
花蕾が小さく大きさが揃っていて、全体的にこんもりしているもの、茎が太く穴があいていないものを選びましょう。

なお、花蕾の緑色が濃すぎたり、紫がかったものは低温下で育ったためで、茹でると鮮やかな緑色にもどり、味には差はありません。
むしろ、寒風にさらされながら頑張った証ですので、スーパーで見つけたら、喜んで買ってあげてください。
ただし、最近は元々「紫色の品種」もあります。サラダの彩として生でも食べられます。

ブロッコリーの保存法
ブロッコリーの花蕾(つぼみ)は呼吸作用が盛んな野菜で、高温、乾燥下では急速に老化して黄色くなってしまいます。
生で保存する場合はポリ袋に入れ冷蔵で保存しますが、茹でて冷蔵や冷凍保存をした方が長持ちします。
茹で方は、短時間でサッと茹でるのが基本ですが、柔らかな歯ざわりにしたい場合は「塩」を入れて茹でます。
また、「酢」を入れて茹でるとコリコリした歯ざわりになりますので、料理によって塩と酢を使い分けるとよいでしょう。ぜひ、お試しください。

ブロッコリーの旬について
本来のブロッコリーの旬は、11月から3月と言えるでしょう。この頃は、国内生産もピークです。ただ、産地や作型(栽培する期間のこと)を変えることによって、ほぼ一年中お店に並んでいます。ブロッコリーは、春播、夏播、秋播の三つの作型体制で栽培されています。主な産地は、北海道、長野県、埼玉県、群馬県、愛知県です。

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
ブロッコリーの花を見たことがある方はなかなかいらっしゃらないかもしれませんが、アブラナ科で、4枚の花びらが開くと十字架の形になる「十字花」です。色は黄色で菜の花と似ています。実際に食べている蕾の部分の数は何千個~何万個あり、その蕾が大きくなって花を咲かせているのを見た時は、黄色い花のブーケのようで感激しました。

さて、ブロッコリーの食べ方でおすすめは、「ブロッコリーの胡麻酢和え」です。
ポイントは酢を入れて茹でること。酢で茹でる事により更にコリコリした食感を楽しむ事が出来ます。
もうひとつのおすすめは、「ブロッコリーの天ぷら」です。
ポイントは衣をカリッと揚げること。ブロッコリーを揚げる事により甘みが倍増します。
カリフラワーも一緒に揚げて「ブロッコリーとカリフラワーの兄弟揚げ」はいかがでしょうか。



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