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素材別 野菜きほんのき
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“さつまいも” のきほんのき

良いさつまいもの選び方
さつまいもを選ぶ時は、皮の色つやが良く、色が均一で表皮に傷や凸凹がなく、ひげ根の跡が小さなものを選び、ひげ根の跡が大きいものは繊維質なので避けましょう。 
また、黒い斑点があるものや変色しているものも古いので避けましょう。
あまり細いものは食味が悪いので、ずんぐりと太っていてずしりと重いもの、切り口に蜜が出ていたり、黒い蜜の跡があるものを選びましょう。

さつまいもの保存法
さつまいもの保存で一番注意する事は、冷蔵庫に入れないことです。 
さつまいもは寒さに弱いので冷蔵庫に入れておくと腐ってしまいます。 
また、ビニール袋などに入れて密封すると多湿になり、根が出てしまったり腐敗する原因にもなりますので、適度の保温・保湿・風通しを考えて新聞紙に包んで常温で保存しましょう。
さらに、5℃で低温障害が起こるので、戸外は禁物です。室内に置きましょう!!
寒い地域では、新聞紙に包んで発泡スチロールの容器に密閉せずに入れておくと良いでしょう。 
私が子供の頃は、どこの家にも「むろ」(地下室のような大きな穴)があって、
そこにさつまいもやジャガイモ、その他の野菜を貯蔵していたように記憶しています。 
冬暖かく夏涼しく、野菜の貯蔵には最適だったのでしょう。
また、私の子供の頃は、寒冷地でのさつまいもの生産や流通が少なかったせいか、東北や北海道の方にさつまいも送ると、とても喜ばれたそうです。

さつまいもの旬について
さつまいもは、品種によっても異なりますが8~12月が収穫時期です。
この時期に収穫したものが翌年春まで出回ります。 
採れたてのみずみずしいさつまいもも美味しいですが、収穫後2ヶ月ほど貯蔵しておいたものの方が、適度に水分が蒸発して、糖分が増えて甘味が強くなっています。 
そのため、1~2月ぐらいのものが甘いさつまいもの「旬」と言えます。

ベジタブル&フルーツマイスター酒井さんより
さつまいもは焼いたり蒸したりすると、甘味が増しとても美味しくなります。
これは、さつまいもに含まれるβアミラーゼという消化酵素が加熱されて、
糊化(※1)したデンプンに作用し、麦芽糖という甘味成分を生成するためです。(糖分が生芋の4~8倍に増加します。) 
甘味を引き出すには、ゆっくり加熱する方が良いので、蒸したり焼いたりする調理法が良いでしょう。 反対に、甘さを抑えたい時は、電子レンジで急速に加熱するか、高温の油で揚げると良いでしょう。
さつまいもは、やせ地でも良く育つ強い野菜で、肥料の中の窒素分が多すぎると、
光合成によって生産された炭水化物が、茎や葉の成長に奪われ、葉っぱばかりが育ち過ぎて、芋への炭水化物の蓄積が少なくなり、肝心のお芋が大きく育ちません。 
そのため、栽培の途中で何回か「つる返し」という作業をします。地面に大きく伸びたつるは、どんどん根を張ろうとします。
つる返しとは、つるを持ち上げてひっくり返すことで、余分な根を出させずに、あまり養分を吸わせないようにする作業です。
これは野菜作りを始めてから知りました。

※1:デンプンが熱湯を加えられる事により、糊(のり)状になること。



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