地球環境への配慮

カルビーグループは、地球が育んだ自然の恵みを使って商品を生産し、お客様の元へお届けしている企業です。持続的な未来の実現のために、また、企業の継続的な成長のために、人権を守る取り組み、環境への取り組みを進める社会的責任があると考えています。

環境に配慮した包材の使用を広げていきます

取り組み①

包材の印刷に植物由来のバイオマスインキの使用を進め、表示をしていきます

取り組み②

CHIPS NEXT (Original) のパッケージは、通常のプラスチックフィルムではなく、特殊な加工技術を施したフィルムを採用。紙素材も使うことによって、限りある資源である石油の使用を減らしました。また、紙以外にも植物由来原料のバイオマスインキとバイオマス度100%の素材を外装の一部に使用しており、地球にやさしい商品を目指しています。

2020年3月期の事業活動と環境負荷の全体像 集計対象組織:国内カルビーグループ会社

2020年3月期の事業活動と環境負荷の全体像

環境目標

CO2削減目標
2020年度売上原単位マイナス11%

廃棄物削減目標
2020年度売上原単位マイナス30%

水削減目標
2020年度売上原単位マイナス30%

※2010年3月期比

脱炭素化社会構築への貢献

温室効果ガス排出量削減の目標値を設定し、グループ全体で取り組んでいます。工場やオフィスで使用する電力をカーボンオフセット電力に切り替えるほか、生産に使用するエネルギーをA重油からLNG(液化天然ガス)へ転換、物流におけるモーダルシフトの活用、オフィスでの省エネ活動など、グループ全体で温室効果ガスの排出削減のための取り組みを実施しています。
今後の課題としては、サプライチェーン全体での環境リスクの共有に取り組み、サプライチェーン全体で排出量の低減を進めていきます。

温室効果ガス排出量の第三者認証

カルビーは温室効果ガス排出量について信頼性が高いデータを開示することを重要と考え、国内の温室効果ガス排出量(スコープ1、2、3)について、2018年度より一般社団法人日本能率協会による第三者検証を受け検証報告書を取得しています。

温室効果ガス排出量検証報告書(2020年3月期)
温室効果ガス排出量検証報告書(2019年3月期)

工場における取り組み

2016年3月からカルビーポテト帯広工場では、A重油からLNG(液化天然ガス)への燃料転換が本格的に稼働したことにより、エネルギー効率が向上しました。また、バイオマスボイラー高効率運転の実施など、さまざまな取り組みによりエネルギー効率は、生産量の増加に伴い総量が増えましたが原単位では改善傾向となっています。

「工場間一体省エネルギー事業」を協業により推進

当社は、キヤノン株式会社、久光製薬株式会社とともに、東京ガスグループと協業して、「3万kW級のガスコージェネレーションシステムを中心とする『清原スマートエネルギーセンター』による工場間一体省エネルギー事業」に参画し、2019年度に利用開始しました。
異業種複数事業所向けに電力と熱(蒸気や温水)を合わせて供給する「工場間一体省エネルギー事業」は、国内初の試みとなります。
近接する業種の異なる7事業所がエネルギーの供給システムを共同利用することで、それぞれの事業所が単独では実現できない規模の環境負荷軽減が可能となり、約20%の省エネおよびCO2排出量の約20%削減が見込まれます。
さらに、停電時でもエネルギーの安定供給が可能となり、BCP(事業継続計画)の強化が期待されます。

  • ※カルビー、キヤノン、久光製薬の3社が、7事業所において2015年度に排出したCO2の3社合計値に対する削減率。約▲23,000t/年。

清原工業団地エネルギーセンターの外観イメージ図

電力と熱(蒸気や温水)の供給概要図

2工場含む関東地区5事業所の電力を温室効果ガス排出ゼロへ(2019年度~)

~「カーボンオフセット電力」への全量切り替え~

温室効果ガス削減の取組みの一環として、関東地区5事業所で使用する電力をJ-クレジット活用によるカーボンオフセット電力へ切り替えました。
このカーボンオフセット電力は、再生可能エネルギー発電由来のJ-クレジットによりCO2をオフセットした電力で、東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社との電力契約に基づき提供されるものです。この仕組みにより、各事業所の電力使用における温室効果ガスの排出が相殺されることになります。

  • ※J-クレジット:省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を、クレジットとして国が認証する制度です。(経済産業省HP)

輸送時に発生するCO2の削減

カルビーは2007年に「特定荷主」に指定され、原単位削減に取り組んでいます。物流会社との協働により、配送ルートの見直しや、エコドライブによる燃費改善、共同配送の拡大、長距離輸送のモーダルシフト(トラック→鉄道)などに取り組んでいます。

エコレールマーク

エコドライブツール搭載車両台数とその割合(2020年3月期)
452台、94.2%搭載
※集計対象組織:国内カルビーグループ会社

  • ※特定荷主:省エネ法により、年度の輸送量が3,000万トンキロを超える場合に指定され、省エネ計画の作成とエネルギー使用量の定期報告が義務付けられています。
  • エコレールマーク
    カルビーは、500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している場合に認められるエコレールマーク認定を受けています。

共同配送の拡大

共同配送によるCO2削減量(2020年3月期)
422t-CO2
※集計対象組織:国内カルビーグループ会社

オフィスでのCO2削減

カルビーグループでは、生産・物流現場だけでなく、本社をはじめとするオフィスでも省エネルギーを推進しています。各職場の電力使用量やそれに伴うCO2排出量を社内のデータベースで管理するなど、全従業員に対して省エネルギーへの意識を啓発しています。照明のLEDへの切り替えや冷暖房設定温度の適正化など、さまざまな活動により省エネに継続して取り組んでいます。

資源の有効活用

循環型社会の実現に向けて、カルビーグループは「ゼロエミッションの推進」と「リサイクル」を活動の柱に、分別収集の推進や、廃棄物発生量の抑制、残さの飼料化などに取り組んでいます。3R(Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル))の徹底をした結果、再資源化率はほぼ100%を達成しています。

廃棄物の原単位と再資源化率(2020年3月期)
廃棄物の原単位と再資源化率
※集計対象組織:国内カルビーグループ会社

フードロス削減への取り組み

フードロス削減に向けてロスの出ない製造工程の検討を進めています。馬鈴しょの皮などの植物残さは家畜の飼料やキノコ栽培の菌床に利用し、出荷できない商品はフードバンクに寄付しています。

水資源の有効活用

カルビーグループでは排水管理を徹底的に行い、将来的に排水をリサイクルして循環利用する取り組みを進めています。2012年度に実施した「排水処理セミナー」をベースに、2013年度からはその技能の復帰改善に着手し、2015年度からは、全工場の排水担当者のオペレーション教育を実施し、2017年度より、排水担当者人材育成教育を実施。さらなるオペレーションスキルと技術のレベルアップを図っています。今後もさらなる水使用量の削減と水資源の有効活用に努めていきます。

環境意識向上のための取組み

カルビーグループ全従業員の環境意識を高めるために、環境対策課が中心となり、2010年4月より「Calbee Green通信」を毎月発行し、全従業員に送付しています。現在の地球環境の状況や環境用語の解説、また、カルビーの各グループ会社、工場における環境への取り組みなどを紹介することで、従業員一人ひとりが環境への意識を高め、実際に節電や節水などの行動を起こしてもらうことを目的としています。

2020年3月期実績

製品フードロス
1.9%削減
CO2削減量
売上原単位-25%
廃棄物削減量
売上原単位-28%
水使用量削減量
売上原単位-21%

※いずれも目標値は2010年3月期比