AboutGLOBAL

1949年に広島で創立して以来、
70年以上にわたって多くの人に
愛される商品をつくってきた私たち。
そして今、
カルビーのおいしさは海をわたり
さまざまな国へと広がっています。
「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、
おいしさと楽しさを創造して、
人々の健やかなくらしに貢献します。」
という企業理念を胸に、
新たな地で挑みつづける
私たちの姿を知ってください。

Calbee

カルビー商品のローカライズ

海外で愛される、真の“定番の商品”となるために

海外でも真に愛される
“定番商品”となるために

世界各国で真に愛される“定番商品”となるために、カルビーでは商品のローカライズを進めています。現地の有力なパートナーとの合弁による流通機能の活用や販路拡大をはじめ、国・地域ごとに異なる消費者のニーズを捉えて、経営にフィードバックしています。
例えば、スナック菓子を売る店のほとんどが“パパママストア”と呼ばれる小規模小売店であるインドネシアでは、子どもの日々のおやつとして日常買いできる低価格帯商品が求められます。
一方、市場が成熟した先進国ではおいしさや値ごろ感だけではない付加価値が求められます。市場環境やお客様のニーズに応じた商品のローカライズこそが、カルビー商品の“定番化”への道だと言えます。

現地の状況に応じたマーケティング戦略を立案

現地の状況に応じた
マーケティング戦略を立案

ローカライズにあたっては、現地の状況に応じたマーケティングも欠かせません。例えば、巨大なスナック菓子市場が存在する欧米では、健康志向と身体に良いものを求めるお客様のニーズが高まっています。こうした流れを受け、北米・英国では“Better For You”カテゴリに注力。その一つである「Harvest Snaps」は、スーパーマーケットの野菜売り場で販売を開始することで従来よりも健康を意識したスナック菓子として認知を高め、昼食のサイドメニューとして購入する健康志向の女性を中心に人気を博しました。今後も、経済成長が続くアジア地域を含め、市場に合わせたマーケティングを進めていきます。

現地で発売している
カルビーグループの
商品の一例

中華圏

中華圏

北 米

北 米

イギリス

イギリス

韓 国

韓 国

重点4地域での事業展開

各地域に合わせた施策を展開”

各地域に合わせた施策を展開

2019年に定めた中期経営計画では、市場の規模および成長可能性から、北米、中華圏、英国、インドネシアを“重点4地域”と設定しました。それぞれの市場に応じた施策を進めていきます。
一人あたりのスナック菓子消費量が多い北米や英国では、定番商品のほか健康志向に応える豆系スナックが人気を博しています。また、2018年10月にスナック菓子メーカーSeabrook Crisps Limitedを子会社化した英国では、カルビーの商品力とSeabrookの現地ブランド力を活かした“Calbee by Seabrook”の浸透を推進しています。

各地域に合わせた施策を展開

経済成長とともにスナック菓子市場が拡大している中国では、インバウンド(訪日外国人)需要を活用した認知度向上やEコマースパートナーとの連携強化に注力。また、2016年に生産・販売を開始したインドネシアでは、すでにポテトチップスと小麦系スナックを展開しており、今後はポテト系スナックのラインアップ拡充のほか“パパママストア”に代表される小規模小売店での販売拡大を目指します。

重要4地域での中期取組み施策

北 米 ・JAPAN Qualityを武器としたブランドの浸透、新ブランドの創出を図る
・売り場の拡張、Eコマースチャネルへの拡大
中華圏 ・インバウンドの需要を活用した認知の拡大 ・Eコマースパートナーとの連携強化
・オフラインでの売場の最適化
英 国 ・Calbee(UK)LtdとSeabrook Crisps Limited(以下、Seabrook)との組織の最適化、効率化
・Calbee by Seabrookの浸透(日本のカルビーの商品づくりとSeabrookブランドの融合)
インドネシア ・トラディショナルトレードへの配荷を促進
・ポテト系スナックのラインアップ拡充

2030年
海外売上高比率40%超

カルビーの未来を拓く『2030ビジョン』

カルビーの未来を拓く
「2030ビジョン」

2019年、カルビーは2030年の目指す姿として「カルビーグループ長期ビジョン(2030ビジョン)」を策定しました。劇的に変化する市場環境を見据え、当社グループを持続的に成長させるためにつくられた本ビジョンが目指す成長の軸の一つが、海外事業の拡大。「2030年に海外売上高比率40%超」という目標を掲げています。具体的な施策として定めた中期経営計画では「2024年3月期に海外売上高800億円・海外売上高比率25%」という数値目標を設定。2019年3月期の海外売上高(405億円)の約2倍を数える飛躍的成長を目指しています。

2030ビジョン

2030目指す姿

海外市場
新たな食領域を、
成長の軸として
確立する

2030目標

海外売上高比率

40%

新規食領域売上高比率

20%