2年目となる2025年3月期は、事業環境変化に対応しながら、将来の成長につなげるための事業構造改革に取り組みました。
国内コア事業では、消費者のニーズの変化に合わせたメリハリのある製品展開やファンマーケティングの強化、加えてDXを活用しデータドリブンでの収益改善活動を進めました。2025年1月には、最新鋭マザー工場として「せとうち広島工場」が操業を開始しました。
海外事業では、国内で培われた専門性をもつ人財の登用や、資金・設備等を成長領域に積極的に配分することにより、地域ごとのポートフォリオ構造が強化され、持続的な成⻑基盤の構築に繋がっています。
また、食と健康事業においては、パーソナルフードプログラム「Body Granola」の認知拡大に努めました。アグリビジネスでは、ばれいしょの安定調達に向けて、しれとこ斜里農業協同組合との連携を発表し、あわせて冷凍食品事業への本格参入に取り組むことを決定しました。そして、当社の成長を支える土台である人財・組織の強化においては、経営陣と従業員が直接対話する「⾞座ミーティング」の実施等により、お互いに成長しあえる組織風土の醸成を進めました。
その結果、連結売上高3,226億円、連結営業利益291億円、親会社株主に帰属する当期純利益は209億円となり、創立以来最高の業績を達成しました。2026年3月期はChange 2025の最終年度として構造改革を完遂し、次なる成長に向けて着実に取り組んでまいります。
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