社会・環境活動報告

地球温暖化防止

CO2削減の取り組み

持続可能な社会の実現のために、カルビーグループでエコレールマークの認定を取得は「省エネ・省資源・ムダ取り活動」と「エネルギー革新」を柱に全員参加型の取り組みを続けています。

また、2010年度よりLCAに基づき、各商品の原材料調達段階、生産段階、流通販売段階、使用維持段階、廃棄リサイクル段階の各段階に発生するCO2を算出し、把握することで各部と連携し、効果的なCO2排出量の削減を推進しています。

CO2排出量および原単位の推移※集計対象組織:
 カルビー、オイシア(株)、カルビーポテト(株)帯広工場

電力購入費の推移※集計対象組織:
 カルビー、オイシア(株)、カルビーポテト(株)

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生産時のCO2排出抑制

カルビーグループの各工場では、生産時のCO2の発生を抑制するために、ラインごとのエネルギー消費量の集計・開示や、省エネ診断の実施、省エネ策の提案募集を通じて、生産スケジュールの改善などさまざまな取り組みを進め、CO2排出量の削減につなげています。また、環境対策部が中心となって、各工場の担当者を集めた「省エネ会議」を開催し、各工場のエネルギー使用量削減の取り組みの紹介などを行っています。

Topics

各工場での取り組み

カルビーポテト帯広工場

燃料の一部を従来の重油から、植物由来の木質チップに切り替えることで、CO2排出量を年間約8,000t削減できる、木質バイオマスボイラーを導入しました。これは北海道の森林や工事現場などから出る残材を木質チップ化して、木質バイオマスボイラーの燃料として使用し、ボイラーから発生される蒸気を帯広工場で使うという仕組みです。未利用資源を燃料に変えることでCO2排出量の削減に加えて、コスト削減効果も期待される取り組みです。

各工場におけるCO2排出量の図

木質バイオマスボイラーの写真木質バイオマスボイラー

差火式の写真差火式

カルビーポテト帯広工場の写真カルビーポテト帯広工場

新宇都宮工場

排水処理設備に「ヒートポンプ」というエネルギー技術を導入して、CO2を削減する取り組みを実施しています。ヒートポンプは石油などの化石燃料を燃やして熱を得る従来のシステムに比べて効率がよく、環境負荷が低いシステムです。

「ヒートポンプ」の導入により、CO2の排出量を年間約326tの削減が可能になりました。

※ヒートポンプ・・・低温部分から高温部分へ熱を移動させることによって、熱を取りだして利用する仕組みで、身近にある未利用熱を、より高い温度にして効率的に利用することができます。

湖南工場

ポテトチップスフライヤー食油加熱熱源の高圧蒸気ドレンを再利用してボイラー効率を高めることで、CO2排出量を削減する取り組みを行っています。さまざまな検討の結果、「Jagabee」ライン食油加熱や冬期の暖房の熱源として使用することで、ボイラの効率を向上し、CO2排出量を年間192t削減できる見込みになりました。再利用先を増やすことでコストリダクションにもつながる取り組みです。

CO2排出量を削減するためのフロー図

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輸送時のCO2排出抑制

カルビーグループでは、物流・輸送におけるCO2の削減のために、エコドライブやモーダルシフトの推進に取り組んでいます。

カルビーは「特定荷主」に指定されており、毎年国へ輸送エネルギーの実績や削減のための計画を報告しています。

また、2008~2010年度の3ヵ年はカルビーとスナックフード・サービスとの協働で ①配送ルートの見直し ②トラック燃費改善 ③鉄道輸送拡大の3項目に取り組みました。

エコドライブの推進

物流業務を担うグループ会社のスナックフード・サービスでは、物流会社様と協働して燃費改善を推進しています。アイドリングなどドライバーのエコドライブ状況を表示できる車載器を配送車両へ搭載することで、事故の発生、燃料の消費、CO2の排出を抑制しています。2010年度までに458台に搭載しており、2009年度と比較して107tのCO2を削減しました。

エコドライブ車載器搭載台数の推移(台)

モーダルシフトの推進

2010年度は、600km以上のルート輸送物量の30%をトラックから鉄道へモーダルシフトすることに取り組みました。

3ヵ年の対象ルートの鉄道シェア(トンキロベース)は、2008年度4%、2009年度19%、2010年度30%、と目標達成となりました。

製品・生地の輸送にともなうCO2排出量の推移※集計対象組織:
 カルビー、オイシア(株)、カルビーポテト(株)帯広工場
(帯広工場からの製品・生地移入のみ)

Topics

エコレールマークの認定を取得

2010年10月29日、カルビーは国土交通省や社団法人鉄道貨物協会が制定する「エコレールマーク」の取り組み企業および商品(じゃがりこ、かっぱえびせんブランドの計10商品)の認定を取得しました。これまでの認定企業は73社、認定商品は120品目で、カルビーの認定は菓子業界で3社目となります。(平成23年3月3日現在)

この「エコレールマーク」制度は、環境負荷の少ない鉄道貨物輸送に切り替える「モーダルシフト」を進めており、地球環境問題に積極的に取り組んでいる企業、商品であることを認定するものです。今後、さらにモーダルシフトを積極的に推進してCO2削減に取り組むとともに、社内関連部署の合意を経て、商品パッケージやダンボール、カタログ、ウェブサイトなど各所でマーク使用を進めていきます。

エコレールマーク

エコレールマークの認定条件クリア状況

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オフィスでの取り組み

カルビーでは、生産・物流の現場だけでなく本社をはじめとするオフィス部門でも省エネルギーを推進。各職場の電力使用量やそれに伴うCO2排出量を社内のデータベースで管理するなど、全従業員に対して省エネルギーへの意識を啓発しています。

2010年から電力使用量の見える化に向け、ベンチマーク取りをはじめました。

また、さまざまな運用ルールを定め、オフィスでの環境負荷削減に取り組んでいます。

カルビー本社オフィスの写真カルビー本社オフィス

Topics

再生可能エネルギーへの取り組み

再生可能エネルギーへの取り組みの一つとして、広島工場と広島西工場では自動販売機の電力を太陽光発電から利用しています。

この導入はベンディングマシンメーカーからの提案を受け賛同し、積極的に導入したのがきっかけです。小さなことですが、環境負荷をできるだけ低減するための新しいエネルギー源として活用しています。

ベンディングメーカーとの共同事例でもあり、従業員への環境意識を高める一つのきっかけ作りと考えています。

ソーラーパネルの写真ソーラーパネル

太陽光発電を使用しているベンディングマシーンの写真太陽光発電を使用している
ベンディングマシーン

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更新日2011年7月20日