社会・環境活動報告

資源の有効活用

品質マネジメントの推進

カルビーグループでは、循環型社会の構築の実現に向けて、有限な資源を永続利用するための取り組みを推進 しています。

生産工程においては、じゃがいもの皮・ロス分などの植物性残さをはじめとする廃棄物の削減に向けて、各工場で「ゼロエミッションの推進」「リサイクル」を柱に活動しています。分別収集の推進、廃棄物発生量の抑制のほか、リサイクルフローを策定して植物性残さの飼料化や微生物を使った排水の浄化などを進めています。再資源化率は、99.99%を達成しました。(2010年度実績)今後さらに、工場でのロス削減活動、植物性残さの有効利用の用途開発などに取り組んでいきます。

廃棄物発生量と再資源化量、再資源化率の推移※ 集計対象組織:
カルビー9工場、オイシア(株)、カルビーポテト(株)帯広工場、カルビーR&DDEセンター

廃棄物発生量の種類別内訳(2010年度)※ 集計対象組織:
カルビー9工場、オイシア(株)、カルビーポテト(株)帯広工場、カルビーR&DDEセンター

Topics

じゃがいものリサイクル

鹿児島工場

じゃがいもの残さをキノコ栽培の培地「ドライミールポテト」として商品化し販売しています。この商品は2003年から農事組合法人秋香園など産官学連携による共同研究によって実現したもので、でんぷん質を多く含み、適量を培地へ添加することでキノコの成長を促進し、収穫量も増えるという効果も出ています。収穫後に残った培地は、さらに堆肥にリサイクルして活用しています。この取り組みは広島西工場にも導入され、稼働しています。さらなる横展開に向けた計画が進められています。

キノコ栽培の様子の写真キノコ栽培の様子

ドライミールポテトの写真「ドライミールポテト」

販売される製品「ぶなしめじ」の写真販売される製品

下妻工場

「じゃがりこ」の製造工程で発生するじゃがいもの残さを、地域の研究機関や牧場と連携して養豚向け飼料の原料にリサイクルする取り組みを進めています。

(独)国立環境研究所や牧場などと「いばらき地域グリーンプロジェクト技術実証協議会」を共同で設立し、農林水産省の補助金交付を受けて、2010年4月から製造装置を稼動させて製造をはじめました。残さなどの産業廃棄物を養豚用の液体飼料「リキッドフィーディング」にリサイクルしています。

これらの飼料は「エコフィード」(ecofeed:「エコ」と家畜用飼料の「フィード」を合わせた造語)と呼ばれ注目されています。

この取り組みは、廃棄物処理のコストリダクションはもちろん、中間処理業者による残さ処理の燃料使用量の削減、養豚業者の悩みである輸入飼料の高騰を代替できるなど、環境と地域社会への貢献を実現しています。

飼料化装置

エコフィードを食べる豚さんの写真エコフィードを食べる豚さん

使用後の油の再生処理

フライヤー(揚げ調理器)の清掃時などに出る廃食油は、専門業者に委託して再生処理しています。再生された油は、飼料製造時の添加油として利用されています。

プラスチック類の100%リサイクル

工場では、フィルムやケースなど包装用プラスチック類の廃棄物を専門業者へ委託して、RDF(RefuseDerived Fuel:ごみ固形燃料)として100%リサイクルしています。RDFは長期間保存でき、高発熱量で燃焼効率も高いという特性を持ち、セメント会社の焼成炉や製紙会社のボイラーなどの補助燃料として活用されています。

廃棄物を補助燃料としてリサイクルする取り組み

下妻工場では、ゼロエミッションに向けて廃棄物を素材としてリサイクルする取り組みを推進しています。包装材などの廃棄物については、RPF(Refuse Paper & PlasticFuel:固形燃料)化を行い、製紙会社の補助燃料として供給しています。

Topics

梱包用ダンボールケースのサイズ見直し

2010年2月、従業員からのダンボール内のムダな空間についての問題提起を受け、カルビー新宇都宮工場を中心に生産本部技術管理部、購買部、物流部の各部門が連携し、まずは60gベーシックポテトチップスに着目して適正なダンボールサイズへの見直しを行いました。これにより、ダンボールのサイズを縮小し、製造原価の低減を実現しました。また輸送積載率も向上し、輸送の効率化にも貢献しています。

現状起きていたこと(ムダな空間)

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水資源の利用

水使用量のさらなる低減に向けて、生産部門の担当者が各工場へ赴いて排水処理の状況を確認。循環利用量を増やすためのアドバイスなどを行って改善を進めています。

集計対象組織:
カルビー9工場、オイシア(株)、カルビーポテト(株)帯広工場

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更新日2011年7月20日