環境への取り組み

循環型社会の実現に向け資源の3Rにつとめます

SDGsとの関連 つくる責任つかう責任

自然の恵みを大切につかい持続可能な生産をすすめています

廃棄物量の削減と再資源化

分別収集の推進や廃棄物発生量の抑制、リサイクルフローの策定、残さの飼料化、微生物による排水浄化など、「ゼロエミッションの推進」と「リサイクル」を柱に活動しています。また、廃棄物処理の委託先との連携によって廃棄物の有価物化、用途開発にも取り組んでいます。 また、「全社廃棄物管理委員会」によるスキルアップセミナーでは、各工場での廃棄物管理力の向上を図っています。

廃棄物の原単位と再資源比率

廃棄物の原単位と再資源比率

※集計対象組織:国内カルビーグループ会社

廃棄物の内訳

廃棄物の内訳

じゃがいも残さの飼料化

新宇都宮工場では全国酪農業協同組合連合会等と連携し、じゃがいも残さの飼料化に取り組んでいます。残さを乳牛用の飼料とするには安全性、保存性、栄養面、嗜好性など、さまざまな課題がありますが、乾燥によって減量化し、飼料としての価値を向上させる研究にも取り組んでいます。

じゃがいも残さの飼料化

水・熱量のリサイクル効率化

カルビーグループでは2020年までに「水」と「廃棄物」における原単位の30%削減(2009年度比)を目標としています。
水とエネルギーの効率的なリサイクルを実現するために、ガーデンベーカリー(株)ではパンの運搬容器の洗浄水の再利用に「UF膜処理」を導入。これによって約90%の水と約40%のエネルギーが、リサイクル可能となりました。

UF膜
Ultrafiltration Membraneの訳で、限外ろ過膜とも呼ばれます。孔径0.01~0.001µm程度の多孔質構造をもち、「分子ふるい」効果によって、液体中の物質のろ過、濃縮、精製などの操作を行うことができます。工業分野、医療分野、浄水分野、飲料製造分野等で活用されています。
UF膜処理システム

UF膜処理システム

水資源の有効活用

カルビーグループでは排水管理を徹底的に行い、将来的に排水をリサイクルして循環利用する取り組みを進めています。2012年度に実施した「排水処理セミナー」をベースに、2013年度からはその技能の復帰改善に着手し、2015年度も引き続き取り組みを進めました。今後もさらなる水使用量の削減と水資源の有効活用に努めていきます。

排水の原単位とCOD(化学的酸素要求量)の推移

排水の原単位とCOD(化学的酸素要求量)の推移

※集計対象組織:国内カルビーグループ会社

水使用量、排水量の推移

水使用量、排水量の推移

※集計対象組織:国内カルビーグループ会社
※広島工場西棟は中水除く

使用後油の再生処理

フライヤー(揚げ調理器)の清掃時などに出る廃食油は、専門業者に委託して再生処理しています。再生された油は、飼料製造時の添加油やバイオディーゼル燃料(BDF)として利用されています。

BDF
Bio Diesel Fuel(バイオディーゼル燃料)の略。菜種油、大豆油、ひまわり油、コーン油などの植物由来の油や廃食用油等にメタノールを反応させ、化学処理をして製造します。軽油の代わりにディーゼルエンジンの燃料として使用できます。バイオマス由来のため、CO2排出量削減の手段として注目されています。2015年7月には、下妻工場の廃食油から再生されたBDFを使った車が、ツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された耐久カーレースに出走しました。
耐久カーレースに出走したBDF使用車

廃包装フィルムのリサイクル

各工場では、フィルムなど包装用プラスチック類の廃棄物を専門業者に委託し、ごみ固形燃料として100%リサイクルしています。固形燃料は、高発熱量を持ち燃焼効率も高いため、セメント会社の焼成炉や製紙会社のボイラーなどの補助燃料として活用されています。

廃棄物の管理 ~不適切な使用への対策~

カルビーグループでは、廃棄物量の削減に取り組むとともに、発生した廃棄物の適切な管理に努めています。所定の「廃棄物業者選定フロー」をもとにした業者選定と、定期的な監査を徹底し行っています。
廃棄物を外部に引き渡すにあたっては、半製品、見本品、廃棄製品などのすべてについて「破壊して転用ができない状態にする」という基本ルールを定め、厳しく運用しています。

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