SDGsとの関連
SDGsとは(国際連合広報センターWebへリンク)
すべての従業員は、会社に対して、成果を約束し、それを達成する責任があります。カルビーグループでは、その仕組みをコミットメン卜&アカウンタビリティ(C&A)と呼んでいます。C&Aを活用して、成果を出し続ける人財を育成していくことで、強い組織づくりにつなげていく取り組みを行っています。
「自立的に成長し成果を出し続ける人・組織」になるための支援制度を充実させることを取り組みの基本としています。そのため、キャリア育成や評価報酬、福利厚生など、すべての従業員が自主的に能力を発揮しやすいような、さまざまな支援制度を充実させています。
領域 | 施策 |
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ライフキャリアプラン (オープンで適正な任免・配置) |
ライフキャリア面談・役職チャレンジ・仕事チャレンジ・4年目チャレンジ・社員チャレンジ・人財交流サミット・サクセッションプラン・ライフプラン支援・女性の登用・LP対策・ |
採用・育成 (自らチャレンジする人を積極支援) |
採用地域参加・新卒ドラフト・新卒早期配属・海外チャレンジ・ものづくりWS・石田財務経理塾・自己啓発研修・自己実現休職・女性候補者研修・メンター制度・ |
評価・報酬 (評価・処遇は厳しく公正に) |
社員報酬度改定・準社員報酬改定・管理職C&A公開・ESOP・組合経営共同宣言・C&Aガイドライン周知・役職者C&Aに人財育成目標追加・ESOP(部課長・一般社員に拡大)・ |
福利厚生 (健康と感謝は公平に) |
自社健保設立・福利厚生ー本化・ |
カルチャー (ライフワークバランス) |
啓発活動・在宅勤務制度・意識調査実施・ |
は、2016年度の新しい施策
個人の成長を加速し、強い人・強い組織に!
「Calbee Award」は年間の業績や会社の成長に貢献した従業員を表彰するイベントで、2016年度は福岡で開催、カルビーグループから約600人が参加しました。14チームが活動報告を行い、参加者とともに多くの学びや気付きを共有する機会となりました。
「High-performer, High-Reward」の企業風土の醸成を目指すカルビーでは、2014年度より株式付与「ESOP」を導入しています。2015年度は、制度の対象を一般社員から部課長へと拡大しました。営業部門から管理部門まで、担当業務を問わず業績を支えるすべての従業員に報いる仕組みとして運用しています。付与を受ける従業員には、株式交付の通知が、社長や本部長・上司の感謝の言葉とともに送られます。
カルビーでは、会長の松本、社長の伊藤が従業員と直接対話する、「タウンホール・ミーティング」を開催しています。
国内カルビーグループの工場・営業拠点にトップが出向き、経営方針等を説明するとともに、従業員からの質疑に答えます。2009年の会長・社長就任以来の恒例行事で、従業員とトップマネジメントが直接対話できる貴重な機会となっています。2016年のタウンホールミーティングでは、働き方改革の更なる促進に向けて、「健康経営」「ダイバーシティ推進」について、会社からのメッセージを伝えました。
さらに、松本を塾長、相談役の松尾雅彦を名誉塾長とし、「学ぶことの大切さ」について、塾長たちと手挙げ方式で参加した従業員が、所属部門や役職を越えて対話する「松塾」も複数拠点で開催しています。6年目となる2015年度は各地で5回開催され、延べ121名が自主参加し、積極的な対話を繰り広げました。
社員が自らのキャリアを自分自身で考え、それを上司と共有しながら、自己の成長や目標を目指していくためのさまざまな施策を行っています。
部長職・課長職に挑戦できる「役職チャレンジ」、希望する職種・部署に挑戦できる「仕事チャレンジ」のほか、海外の環境で自分を鍛える「海外武者修行チャレンジ」、カルビー製品の製造原理を学ぶ「ものづくりワークショップ研修」などの制度が実施されています。
その他、若手人財の自立した成長を図るために、新卒入社時や入社後3~5年目に、役職者に対して自分のキャリアプランをプレゼンテーションできる「新卒ドラフト」「新卒チャレンジ」といった制度も運用されています。
また、準社員から正社員への登用を促す「社員チャレンジ制度」なども行い、正社員だけでなく、カルビーで働く従業員が、自身のキャリアにチャレンジできる組織・制度づくりを進めています。
カルビーでは、経営層と労働組合幹部による「オフサイトワークショップ」が実施されています。2015年度は計2回が開催されました。春先に集中して待遇に関する交渉を行うのでなく、年間を通じて、これからの働き方、会社のあり方など、幅広いテーマについて意思疎通を図っています。こうした活動を継続してきた結果、カルビーでは2015年度から「春闘」を「春共」と呼ぶようになりました。経営層と労働組合が共同メッセージを発表するというスタイルで、従業員がわくわくしながら、成長を実感しながら働くための新しい賃金体系や勤務制度が決定されます。
カルビーグループの継続的な成長は従業員の成長、そして従業員とその家族の健康なくしては実現しないとの考えから、2016年10月に「カルビーグループ健康宣言」を制定しました。心身ともに健康で、やる気とチャレンジ精神を持って、明るくイキイキと働ける状態を目指して、健康維持・増進活動に取り組んでいきます。
掘りだそう、豊かな未来。
私も家族も同僚も、互いの健康思いやる。
健康こそ、イキイキ活躍の原動力、
私との成長をドライブします。
「ライフ」も「ワーク」も、やめられない、とまらない。
健康経営を着実に推進するため、2016年4月に「ヘルスケア委員会」を発足しました。カルビー健康保険組合の事業として「人間ドック」「女性の乳がん検診」「子宮頸癌検診」を、35歳以上の社員とその被扶養配偶者は無料で受けることができるなど、さまざまな支援制度を設定しました。また、「フルグラ」を従業員に配付して朝食摂取を推奨したほか、禁煙外来補助などによる健康増進活動にも取り組みました。
朝食の大切さを説明したリーフレットとともにカルビー健保組合より、加入者全員にフルグラ4種セットを送りました。
健康診断の結果から、一人ひとりへのアドバイスを作成し配付しました。
健康保険組合などと連携した健康への取り組みや、従業員の健康課題の把握と必要な対策を検討し、健康経営の実践に向けた基礎的な土台づくりとワークエンゲイジメントを行っていることが評価され、経済産業省・日本健康会議が新設した健康経営優良法人認定制度※において「健康経営優良法人2017(大規模法人部門)~ホワイト500~」に認定されました。