社会への取り組み

お取引先様のために 未来につながるパートナーシップ

サプライチェーンに関わるすべての皆様とともに、持続可能なものづくりを追求します。

購買基本方針
  1. Calbeeは、日々の購買取引の決定、ならびに新規取引先の選定については、品質、価格、安定供給の視点、エコならびに環境保全など合理的な方針に基づいて実施します。
  2. Calbeeは、購買取引において特定の取引先に過度に集中することのないよう、また特定の取引先がCalbeeに対し過度に依存することがないように、適正購入量を保ち、複数の取引先から購入するよう努めます。
  3. Calbeeは、取引ガイドラインに策定された基準に従い、合理的な方針に基づき、お取引先を選定し、公正な選定のため、購買部門はほかの部門から独立し、客観的に選定評価を実施します。
  4. Calbeeは原則として、複数の取引先から相見積もりを取得し、競争の確保と公正な取引先選定を実施します。
  5. Calbeeは、入札または相見積もり等を行った場合、取引先に選定されなかった企業に対し、要請があれば、可能な範囲でその理由を明示します。
  6. Calbeeは、継続的な取引は基本取引契約書を締結し、契約に基づき実施します。
    その他単発的な取引等についても、原則として都度文書による購買契約に基づき取引を実施します。
  7. Calbeeは、取引先に対する当社製品の販売を直接の目的とする取引は行いません。
  8. Calbeeは、新規取引先の参入を広く海外にも求め、オープンかつ積極的にその機会を設けていきます。

重要な取り組み

パートナーシップ・ミーティングの実施

カルビーグループでは、お取引先様との情報交換・意見交換のための機会を積極的に設けています。毎年「パートナーシップ・ミーティング」を開催し、経営トップによる経営方針の説明、部門責任者による購買方針やガイドラインの説明と合わせて、お取引先様による事例の発表を行い、目覚ましい成果を上げたお取引先様をベストパートナーとして表彰しています。年々、お取引先様の参加意欲も高まり、業界も食品原材料にとどまらず、プラントや機械設備にも広がっています。
2015年度は、95社187名のお取引先様にご参加いただきました。

パートナーシップ・ミーティング
2015年度ベストパートナー
株式会社タバタ様の取り組み株式会社タバタ
■ 高品質なココナッツの安定供給を実現

地球規模の異常気象によって、原料の調達を特定の国に頼るリスクが高まる中、ココナッツの新たな調達先を開拓。加工ノウハウを現地へ移植し、製造環境や品質管理をカルビーの基準にまで引き上げることで、高品質な原料の安定調達を実現していただきました。

写真 株式会社タバタ
常務取締役 東京支店長

田畑 周様(左)
常務取締役 兼 本社管理部長/品質保証部長
食品安全チームリーダー

荻原 寿之様(右)
VOICE多様な取り組みで
信頼に応えていきます
日本はナッツ類の供給のほとんどを海外に頼っていますが、近年では自然災害のみならず、世界的な政局不安から、原料調達リスクが益々高まっています。弊社は産地の分散化という横への広がりを進めながら、一方では原料原産地への技術指導や機械の無償貸与等、個々の調達先との関係を、より深化させる取り組みも同時に行っています。横と縦の取り組みを同時並行的に行うことで、今後も信頼に応えてまいりたいと考えています。
2015年度ベストパートナー
北海道ガス株式会社様の取り組み北海道ガス株式会社
■ 工場のエネルギー転換を提案

カルビーポテト帯広工場へのLNG(液化天然ガス)導入を支援していただきました。イニシャルコストや有資格者の配置などの課題をクリアし、石油系燃料と比較してCO2排出量を削減し、さらにコスト削減効果もあるLNGのメリットを得られるようになりました。

写真 北海道ガス株式会社
執行役員 エネルギー開発事業部長
第一営業部長
山本 一夫様
VOICE地域・環境に貢献できる
企業を目指します
LNGの導入にあたっては数多くの課題がありましたが、カルビー様と二人三脚で乗り越え、コスト削減やCO2排出量の削減を実現することができました。この取り組みについて、ベストパートナーとして表彰いただき、大変光栄に思っています。今後も、一層お役に立つとともに、地域・環境に貢献できる企業を目指してまいります。
お取引先様評価の充実

カルビーでは、2002年にお取引先様の評価基準をまとめた「アセスメント(評価)マニュアル」を定め、以後毎年この基準のもとお取引先様の評価を実施しています。この評価は、原料購買部門の担当者がお取引先様のもとへ赴き、原料規格に適した出荷や衛生管理、異物混入防止策などの実行状況などを3段階評価するもので、評価結果はお取引先様へ通知するとともに、必要に応じて改善をお願いしています。

その他の取り組み

海外からの適切な調達

天候に影響されることなく、常に安定した品質・価格・量の原材料を調達できるよう、2014年度から海外のサプライヤーとの直接取引を推進しています。2015年度は、1つの原材料を1つの産地に頼ることなく、複数の国から調達できる体制づくりに取り組みました。また、社内での通関業務対応を強化し、輸入にかかる時間の短縮も実現しました。
その他、製品の原材料だけでなく、工場の機械設備などについても、より戦略的な調達、コスト・リダクションを目指して活動しています。

コスト・リダクション&イノベーションへの取り組み

カルビーグループは、経営の基本方針として「コスト・リダクション」と「イノベーション」を成長の2本柱とし、その実現を目指しています。
調達に関わるコストについては、お取引先様と連携しながらロスや余剰在庫の低減に常に取り組んでいます。近年の動きとしては、海外調達が増加する中、為替の変動リスクへ対応するため、汎用品を中心に長期的な買付け契約を推進しています。また原材料にとどまらず、エネルギー(電気・ガス)など、事業活動に必要なあらゆる物資の調達方法を見直ししています。
イノベーションのための取り組みとしては、冷凍物流設備の充実など、新商品のために必要となる新たな原材料の調達・供給プロセスの構築を進めています。

不二製油グループ様の取り組み

パーム油の生産地・東南アジアでは、環境・人権の問題が深刻化しています。カルビーにパーム油を提供いただいている不二製油グループ様は「責任あるパーム油調達方針」を2016年3月に策定し森林破壊、児童労働につながる調達が無いよう取り組みを開始しています。

品質向上に向けたお取引先様との連携強化

カルビーグループでは、事業活動に必要な原料や資材を契約農家をはじめとする多数のサプライヤー様から購入する一方、商品の販売にあたっては全国の流通・小売事業者様から協力を得ています。サプライチェーン全体で、安全・安心で適正な品質の製品を継続的に提供するために、お取引先様との協力・連携を行っています。

責任を果たすための取り組み

食品製造業として、サプライヤー様と協力して「原材料の安定供給の仕組み」を構築しています。また、主要な原材料においてお取引先様が1社しかない場合、緊急事態発生時に備えて、カルビーの品質規格条件を満たした別地域のお取引先様にもご協力いただける体制を目指しています。
ポテトチップス用のじゃがいもや「フルグラ」の原料は、その年の気象条件によって生産量や品質が変わります。たとえば北海道の契約農場では、2011年よりスコットランド農業大学(SAC)の指導のもと、原料の安定供給に向けて適正な施肥をすることで気象の影響を少なくする取り組みを行っています。

公平かつ公正な取引の徹底

カルビーグループでは、品質向上や安全・安心の確保のためにサプライチェーン全体での対応を進めています。購買取引では企業理念とCSR活動の考え方を取り入れ、コンプライアンス、品質・安全性、環境保全、情報セキュリティ、公正取引・倫理、労働安全衛生、人権に配慮した活動を進めています。またお取引先様に求めるCSRに関しても、統一した規格での判断を行い、ご理解いただけるよう、説明し同意いただいております。
また、下請代金支払遅延等防止法(下請法)遵守体制の一層の強化を図るため、公正取引委員会が全国で開催する講習会への参加を呼びかけるなど各部門への教育・指導等を実施しているほか、各工場にカルビーグループの購買責任者が直接出向き、担当者への教育を行っています。新しく試行・改定される法律を考慮したリアルタイムでの教育を行い、また、理解不足によることで、知らずに行っていたことが法律に接触していることがないよう随時教育を実施しています。

お取引先様専用ホットラインの設置

カルビーグループは、「お取引先様専用ホットライン」を設置し、カルビーグループが原料や資材を調達しているお取引先様からの通報を受け付けています。カルビーグループの従業員は、購買方針・行動規範に則りお取引先様との関係構築に努めていますが、万が一、優越性・地位を濫用した疑いや行いがあった場合、その担当者とは別のルートでトップに伝わるようにし、是正措置・予防措置に努めるようにしています。また、通報者が特定され不利な立場に立たされることのないよう、倫理・リスク管理部が窓口となり、情報を取り扱っています。2015年度に寄せられた重大な通報はありませんでした。

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