










「トリックアート」は観るだけなく、
写真を撮ることで、
自分だけの驚きの写真や
作品を完成させるアート!
日本で生まれた“体験型アート”
だって、知ってた!?
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1. トリックアートの誕生
トリックアートの創始者
「劒重和宗(1940~1997)」だまし絵(トロンプルイユ)を
体験型アートとして
「トリックアート」に進化させた
劒重和宗。
絵画や美術館を
もっと身近な存在にしたい、
と考え、
子供たちにも楽しめる
作品制作を行いました。
「創造の丘」(1986~1990) コンクリートの山肌に、太陽を囲む
人々を描くことに決めた
劒重は、
実物大の人々を描き始めました。
制作中に「絵が動く」との声が
あがり話題に!
絵を描いている
劒重と描かれた人物が
交差する
ことで起きた出来事でした。
劒重が絵の中に入ることで
不思議な体験が
生まれることに
気が付くきっかけとなり、
体験型アート「トリックアート」が
進化を始めた瞬間でした。 -
2. だまし絵とは
だまし絵 「スペインの本屋の壁画」 だまし絵の歴史は古く、
古代ローマ文明で
既に
描かれていたと言われています。
外壁や部屋を飾り付ける
ための
装飾画として
用いられていました。
ルネサンス期に”遠近法”
などの
絵画技法が進化し、
さらに発展しました。だまし絵は美術館でも作品
として見ることが出来ますし、
今でもヨーロッパの街角で
壁画として用いられています。 -
3. トリックアートの現在
初めは名画や彫刻を
モチーフにしていた
「トリックアート」ですが、
現在は独自のアイデアで
様々な世界を生み出しています。
体験型アートとして、絵の中に
入り易いデザインが楽しめます。また、錯覚を使った仕掛け
(トリック)を組み込んだ
楽しい作品も誕生しています。
見ている人が一瞬「???」と
騙される楽しさを感じてもらう
作品を考えているんですよ♪パブリックアートとして、街角にも
描かれた「トリックアート」は
話題を作り、人を呼び、
街を明るくしています。
私達エス・デーは「トリック
アート」でアートを身近に、
誰もが楽しめる世界をこれからも
つくっていきます!

エス・デー
「トリックアート」の創始者である劒重和宗が設立したクリエイター集団。1980年の創業から45年に渡って、全国17カ所のトリックアート施設や各地でパブリックアートを手描きで制作しています。