地ものがたり
#04
大分県国東
九州・沖縄エリアの
新定番商品である
「厚切りポテトチップス
九州味自慢」。
大分県国東市「ハマノ果香園」さん
との
取り組み。
九州・沖縄エリアの新定番商品である
「厚切りポテトチップス九州味自慢」から
3品目が発売となります。
今回の素材である
「かぼす」をご紹介します。
国東市（くにさきし）は、大分県北東部、国東半島の東に位置しています。
北は周防灘（すおうなだ）、東は伊予灘（いよなだ）に面し、半島の中央部に位置する両子山（ふたごさん）、文珠山（もんじゅさん）を中心とする放射谷からなり、瀬戸内海国立公園および国東半島県立自然公園に指定されています。
とても自然豊かな場所であり、また大分空港があるので、飛行機が就航している場所からのアクセスは便利です。
かぼすは国内の生産量の9割以上が大分県産で、ジューシーな果汁と爽やかな香りが特徴です。他の香酸柑橘（こうさんかんきつ）よりも甘味が強く酸味がまろやかな果汁は、どんな食材にも合い、素材の味を引き立てます。今回は大分県国東市に22ヘクタールもの大規模なかぼす農園を所有するハマノ果香園さんのかぼすを使用して味付けをしています。
株式会社ハマノ果香園
代表取締役 濱野 光展さん
ハマノ果香園について教えてください。元々広島県で瀬戸内の柑橘を中心に卸販売、加工製造を行っており、その当時からかぼすも扱っていましたが、13年前の2009年に大分県からお話をいただき、企業参入という形でかぼすの生産から始めました。
かぼすの栽培で大事にされていることは何ですか？農業というのは非常に天候に左右される職業ですが、可能な限り情報等を集めて、先回りした作業を行っていく事を心がけています。また適期にスピーディーに作業を行う事で、健康な樹を作る事ができ、収量を増やす事が出来ます。
かぼすの栽培で苦労する点などを教えてください。収穫時期、剪定時期というのは、人員がかなり必要になりますが、中々確保が難しく、一時的な人員不足に陥ります。それでもかぼすは待ってくれないので、とにかく作業を進めていかないといけないというのが非常に苦労します。
今回の商品に期待することを教えてください。かぼすは、ほぼ九州で生産されているとはいえ、大分県以外の県では、まだまだ需要が少なく感じます。この商品でかぼす本来の香り、味を知っていただき、どんどん広がっていけばと、非常に期待をしています。最終的には、九州島内だけでなく、全国の方々が九州に来た時に、手に取っていただければと思っています。
Information
株式会社ハマノ果香園
ハマノ果香園さんではかぼすを中心に、トマト、露地野菜の生産を行っています。
22ヘクタールもの大規模なかぼす農園で育てられたかぼすを、ぜひお楽しみください。
https://marumatsu-gr.jp/kakoen/
2022年10月取材
九州味自慢×九州産かぼす
厚切りポテトチップス九州味自慢
九州産かぼすと塩味
九州の素材を活かして味付けし、九州の工場で生産した、こだわりのポテトチップスです。 収穫量日本一のエリアとして知られる九州産かぼす※を使用し、爽やかな香りとすっきりした酸味が楽しめます。 塩味とマッチしたさっぱりと後引く味わいです。
※かぼす果汁パウダー中のかぼすは九州産です
販売終了しました
商品担当者より
カルビー株式会社 小幡 貴弘