4つの畦を一気に収穫!大型ハーベスター導入

カルビーポテトでは、今シーズンの収穫時期に初めて4Row自走式ポテトハーベスター「VENTOR 4150」を導入しました。なんと現在、日本国内にわずか3台しかない貴重な機械です!
「VENTOR 4150」は、従来の2Rowモデルに比べて収穫効率が倍増するだけでなく、作業負担の軽減やコスト削減にも大きく貢献します。


近年、じゃがいも収穫における”省力化”は重要なテーマとなっています。
これまで使用していた大型機械の2Rowハーベスターでは、2つの畦(うね)を同時に収穫していましたが、4Rowハーベスターでは4つの畦を一気に収穫することが可能になりました。その結果、一度に収穫できる量が倍になったことで、畑を往復する回数が半分に減少しました。

さらに、茎葉処理と収穫を同時に行える一体型の仕組みを採用したことで、作業効率が大幅に向上。通常じゃがいも収穫は、枯れた茎や葉も一緒に掘り起こしますが、茎が長すぎると機械に詰まることがあり、品種によっては収穫前に茎葉を刈り取る作業が必要でした。しかし、この機械を導入することで、その作業が不要となり、さらなる省力化が実現しました。


農業業界では、生産者戸数の減少や、それに伴う1生産者あたりの作付面積の増加、高齢化などは問題視されており、じゃがいも栽培においてもこれらの課題に対応するため、日々さまざまな取り組みが行われています。

カルビーポテトは、2001年より農業における業務委託を行う「C-SAP(コントラクター・スケールアッププロジェクト)」を推進し、少しでも契約生産者の負担が減るようにと活動しています。4Rowハーベスターの導入も、この「C-SAP」事業の一環として導入を決めました。

カルビーグループは持続可能な農業に向け、今後も農作業における省力化に率先して取り組んでいきます!

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