[北海道じゃがいも産地] 斜里町-斜里支所
↑写真左:今年5月からフィールドマンの西嶋さん、写真右:斜里支所長 三浦さん。フィールドマンも兼任しています。
カルビーが国内調達するじゃがいもの約80%*が北海道産。
ひとくくりに“北海道”といっても、その面積は日本の2割強を占める広大な大地、それぞれその地域で気候や特徴が異なります。“じゃがいもの拠点”であるカルビーポテトの支所は北海道内だけで16の地域に構えています。(*2020年実績)
*本地図は北海道の一般的な4区分(道央・道東・道北・道南)を元にじゃがいも産地紹介用作成したものです。
今回は取材した各支所のフィールドマンに、じゃがいもの産地の視点からその土地の特徴や支所の仕事など、教えてもらいました!
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本日ご紹介するのは、北海道道東、オホーツク海に面した地域にある3つの支所のうち、知床半島の北側、斜里町にある斜里支所です。『じゃがいもDiary』でも初取材の地、斜里についてもお届けします!(取材日:2022年7月中旬)
ーこんにちは!斜里支所のこと、教えてください!
三浦さん:斜里支所を担当してから3年になります。その前は女満別支所、美瑛支所にもいました。フィールドマンは自分も含め2名で63軒の契約農家さんを担当しています。他のオホーツク圏の産地もそうですが、斜里町もじゃがいもの一大生産地です。古くからはでんぷん用のじゃがいもが盛んで全体の約3/4を占めていますが、私たちの扱う加工用じゃがいもも伸びている地域です。
ー隣接する小清水町や常呂町と同じオホーツク圏なんですね。
三浦さん:はい、気候も小清水と同じで風が強い地域です。海が近くて、山もある、牛もいる。「北海道らしさ」の詰まった地域だと思います。じゃがいも以外で特産は、にんじんですね。農業、漁業、観光業が盛んで世界自然遺産に登録された知床も斜里町なんですよ。
↓移動中に撮影した斜里のじゃがいも畑。この地域ならではの空の色、空気の色が美しいです。オホーツク圏には「オホーツクブルー」という色があるそうです。
↓調べてみました。こちらがその「オホーツクブルー」だそうです。
*オホーツクブルー:オホーツク地域では、澄み渡った青空、オホーツク海の青、流氷の青、北方民族衣装の青など・・・この地域の雄大な自然や歴史などを象徴して“オホーツクブルー”という言葉で表現しています。出典:北海道オホーツク総合振興局
ー今年の斜里のじゃがいも生育状況はいかがですか?
三浦さん:風か強かったり悪天候もありましたが、現時点で生育は非常に順調です!ここから病気が出なければ、かなり期待ができると思います。ここからの季節は病気を防ぐのが大事です。
↓収穫したじゃがいもを倉庫に受け入れする機械、大きいです。
↓「農家さんに聞かれたこと、頼まれたこと、とにかく「約束は守る」。信頼関係を大切にしています」と三浦さん。
↓今年5月入社の西嶋さんも「とにかく人を大事にされている印象で共感しています、ここで(三浦さんで)よかった。畑も大事だけど、農家さん(人)を大事にされている」と話されていました。
↓「斜里町は土壌の種類が多いため、畑にあった堆肥設計など細やかに対応しています。契約農家さんもそれに応えてくださるので、今年も収穫の喜びを分かち合いたいですね」と三浦さん。
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斜里産のじゃがいものポテトチップスに出会る日が待ち遠しいです!
無事の収穫を祈り斜里支所を後にしました。
~おまけ~
駆け足の取材になった斜里支所から移動中に見た、斜里の風景とオホーツクブルーをお届けです!
↓オホーツク海沿いの道路からの景色です。
↓知床の風景。神々しいです。
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