馬鈴薯、じゃがいも、呼び方の謎
2018.03.16
↑9月中旬、増地さんの畑にて撮影
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皆さん、お気づきですか?
『じゃがいもDiary』では、じゃがいものことを、
“じゃがいも”と呼んでいますが、
この記事で紹介したカルビーポテトの部署名には“馬鈴薯”が使われていたり、
担当Sからの記事には“ジャガイモ”とあったり…。
遡ること1808年に、
薬用植物学者の小野蘭山が
「中国でいう馬鈴薯がジャガタライモ」と解説してから、“馬鈴薯”と呼ぶようになったといわれています。
しかし、その後1825年に
同じ薬用植物学者の栗本丹州がこの説を批判、
100年近く経って
1917年には植物学者の牧野富太郎が「別の植物」と提唱するなど、実は結論はでていないんだそう!
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そして現在は
じゃがいも=一般的名称
ジャガイモ=学術的に植物の和名
馬鈴薯=行政・生産分野での一般呼称…といった傾向にあるようです。
⇒農林水産省では“馬鈴薯(ばれいしょ)”と呼ばれるそうです。
ちなみにお料理の分野では“ポテト”がよく使われますね!
ニックネーム?!が多いということは
それだけ、いろいろな魅力がある、ということですね!
(╮╯╭)
コメント(18)
東京生まれの私は、イモと言えばじゃがいもが頭に浮かび、さつまいも、里芋は、大和いもフルネーム?で言います。
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