北海道せたな町の畑より~収穫~

みなさん、こんにちは!
じゃがいも収穫前線、順調に北上中です。🥔✨

今回は、北海道南西部に位置する「せたな町」でのじゃがいも収穫の様子を取材してきました。

せたな町ってどんなところ?


せたな町は、函館駅から車で約2時間北上した日本海沿いに位置する町です。かつてはニシン漁で栄えた歴史があり、町の中心部には一級河川の後志利別(しりべしとしべつ)川が流れるなど、水資源が豊かな地域です。

そんな自然豊かなせたな町で農業を営む生産者、長沼さんの畑を訪問しました。

収穫の様子

訪問した際、ちょうどじゃがいもの収穫作業が行われていました。畑では、長沼さんのご家族とアルバイトの方2名がハーベスターで収穫しながら、じゃがいもの選別作業を進めていました。


長沼さんにインタビュー


ー今年のじゃがいもの出来はいかがですか?
「少し小ぶりですね。今年は雨や曇りの日が多く、低温が続いた影響で、じゃがいもの成長に必要な地温がなかなか上がらず苦労しました。」


↓収穫直後のじゃがいもたち



ー今年は植え付け時期の天候不順で苦労された方が多かったと聞きます。そんな中でじゃがいも作りへのこだわりはありますか?
「やっぱり植え付け前の土づくりが大事ですね。土づくりがうまくいかないと、収穫時に土の塊ができてしまい、選別作業が大変になります。毎年試行錯誤しながら取り組んでいます。」

ー長沼さんはずっと農業に携わってこられたのですか?
「実は、結婚する前まではサラリーマンをしていました。妻の実家が農家だったのが農業に携わったきっかけで、いろいろ学び試行錯誤しながら取り組んでいます。

じゃがいも栽培は、これまで男爵いもなどの生食用をメインにマルチ栽培(畑の土の表面をビニールなどで覆う栽培方法)していましたが、4年前に友人からカルビーポテトさんを紹介してもらい、加工用じゃがいもの『オホーツクチップ』を栽培するようになりました。
来年は加工用じゃがいもの栽培面積をもう少し広げようかと考えています。じゃがいも以外にもお米や白大豆も栽培していますよ。」



↓カルビ―ポテトのフィールドマンと情報交換中


ーマルチ張りや剥がし作業は確かに大変ですよね。現在収穫されているじゃがいもの後は、何を栽培される予定ですか?
「これまでは白大豆を栽培していましたが、今年は小豆に挑戦してみようかなと思っています。」

長沼さんの挑戦


恥ずかしがり屋の長沼さんは、はにかみながらも丁寧にお話を聞かせてくださいました。


↓長沼さん(左)とカルビ―ポテトフィールドマンの入宇田さん(右)



長沼さん、お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました!

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