北海道美瑛、石川さんの畑から ~インタビュー~
今年も実施が決まった「大収穫祭2019」キャンペーン(*)!
『じゃがいもDiary』では今年も、大収穫祭のじゃがいもの成長をレポートしていきますので、ぜひ応援ください!
そして今年は応募期間をわけて、「トヨシロ」と「ぽろしり」の2種類のじゃがいもをプレゼント予定!ということで~「トヨシロ」の成長の様子は美瑛町、石川さんの畑からお届けしますよー!
———————
~この日は5月にはいったというのに冷たい雨が。農機具などの倉庫のスペースをお借りしてお話を伺いました~
-石川さんはお仕事始められてどれぐらいになるのですか?
↓親の代に農業を始めたから、50年以上かな。自分が始めてからは30年ぐらいですね。
この辺りは戦後に開拓が始まって。もともと皇室の御料林で、そこから五稜という地名になってるんですよ。
-お仕事、継がれたんですね。技術面などの教えもあったのですか?
↓経営者として継いだのは自分が27歳の頃ですね。継ぐのが当たり前みたいな感じで。親は他界したので今はひとりで約42ヘクタール(*1)の畑をやってます。技術面などは特に直接っていうのはなくて…地域の仲間との情報交換など自分自身で学んできたのが大きいですね。
(*1)42ヘクタール…「東京ドーム」で例えると約9個分!大型の農機がいくつも倉庫の周りに置かれています。
-農業の仕事でたいへんだったこと、印象に残っていることはありますか?
↓う~ん、最近だと3年前ぐらいかな?収穫の日に雪が降って。次の日晴れるかなと思っていたら次の日も降って。結局雪が積もって収穫ができなかったことがあったな~。あれはたいへんだった。
-そんなことがあったのですね。やはり天候の影響はあるんですか?
↓あるよ。だから天候みながら先々の作業を考えてやってかないとね。北海道は雪の期間が長いからそこはシビア。だから、いいじゃがいもできたら、やっぱりうれしいね。
-あれは何の機械ですか?
↓植え付けの機械だよ。植え付けひとつとっても畑の地温が大事なんだよ。勘なんだけどね。まあ低すぎるとダメだね。植え付けの前の畑起こしも大切な作業なんですよ。
-これはなんですか?
↓これから植える種いも。カルビーポテトからきたやつだよ。同じ美瑛でも天候や条件が違うから自分の畑は自分で見極めてやってます。北斜面は地温が低めだから植え付けは遅めに…とかね。
-カルビーポテトのフィールドマンってどんな存在ですか?
↓え~言いづらいね~(笑)
いやいや、密な関係ですよ。コミュニケーションとってくれる存在。情報提供とかね。農作物作ってる中でそういう存在はカルビーだけだね。
植え付けや肥料の時期、収穫の時期なんかを適切に教えてくれるから助かるよ。ひとりでやってると特にね。
実は、じゃがいも、やめようと思ったこともあるんですよ。
-え~本当ですか?
↓うん、うちは小麦、大豆、少しカボチャもやってるけど、じゃがいもは一番手がかかるんですよ。
ただ、価格が安定しているのと作業の計画性が成り立つからやっぱりやろう、と。自分の場合、ひとりなので本当に効率化が大切で。もちろん気は配るけどね!
植え付けを待つ種いも。品種でネットの色が分けられています。
こちらが「トヨシロ」の種いも。
-お客様にひとことメッセージをお願いします!
↓他の農家は「お客様のために作ります」って。それはそうだけど、俺は自分の仕事としてプライドもってやってます。いいじゃがいも作るから、あとはカルビーがいい商品作ってくれ。カルビーが高く買ってくれるじゃがいもを作るから。まあ、カルビーはいいいもしか買ってくれないけどな(笑)
と厳しいことを言いつつも、お客様に向けたメッセージカードを書いてくださる石川さん。
-今年は豊作になりますか?
↓自分ができることは全部やるよ。あとは畑に聞いてくれ!
石川さん、お忙しい中取材をありがとうございました!
また畑の様子伺いに、お邪魔します!
———————
(*)「カルビー大収穫祭」とは・・・皆さまのご愛顧への感謝の気持ちを込めて、カルビーの契約農家さんが手塩にかけて育ててくださった、掘りたて・穫れたての「じゃがいも」とオリジナルグッズをプレゼントする、カルビー全社あげてのキャンペーンです。
コメント(8)
こういう話が聞けるもの好きです。
石川さん…格好いい‼
1人で東京ドーム9個分ですか。尊敬します。
カルビーと石川さんのプライドが詰まったポテトチップスと思うと…感慨深いです。
おいしいじゃがいもが沢山収穫されますように!!
おいもさん大収穫で有りますように!
美味しいじゃがいもを作ってくれて、
ありがとうございます。
大好きなカルビー商品を食べれるので、
感謝しています。
コメントを投稿する