~熊本 宇城の畑より~ 芽あけ
2021.03.16

↑写真は芽あけ作業をする鎌田さんと息子さん
今年もじゃがいも植え付けのトップバッター、九州の畑をレポートしていきます!
2021年は熊本県の契約農家さん、宇城市の鎌田さんの農場です。
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へぇ~九州のじゃがいもも使ってるの?と思われた方!そうなんです!
カルビーが国内調達するじゃがいもの約80%*が北海道産ですが、北海道で貯蔵しているじゃがいもが少なくなり、次の収穫を迎えるまでを支えてくれるのが、本州以南で収穫される“府県産”のじゃがいもなんです!(*2020年実績)
*関連記事→梅雨前線?じゃがいもにも前線があるんです。
“府県産”???
「都道府県」のうち、北海道以外の都府県(東京都は契約農家さんがいないため)で収穫したじゃがいもをカルビーグループでは“府県産(フケンサン)”と呼んでいます。
ということで北海道の畑を中心にお伝えしている『じゃがいもDiary』ですが、今年も九州の畑からその成長をレポートしますよー!
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カルビーポテトフィールドマンから、2月下旬に撮影した写真を送ってくれました!
今年の熊本地区は、2月も暖かい日が続き生育も順調に進んでいます。
一回目の芽明け作業も終了しました。
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↓穴の開いていない“マルチ”の下から膨らむ芽。まるで「早く大きくなりたいよー」と言わんばかり!

↓“マルチ”下の芽を確認。よしよし、大きくなってるぞ。

↓芽や成長している茎を傷つけないよう、穴を開けていきます。

↓木材の先に刃をつけた手作りの道具を両手に持ち、リズムよく穴を開けていきます!頭が下がります。

↓九州をはじめ府県の畑は、思いの外広い畑が多いのですが、畑と町が近いせいもあってか、人がする作業もまた多い印象です。

↓太陽の光を思いっきり浴びて気持ちよさそうです。

↓干拓地のため、本当に広い畑です。そのすべての畝を歩き、“芽あけ”作業が終了です。

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いろいろな工夫で育つじゃがいも。
次回は緑濃くなった様子をお届けいたします!お楽しみに♪
大きく育て、たくさんじゃがいもが実りますように。
家庭菜園だとじゃがいもの芽が出た直後に遅霜がおりてせっかく出た芽が傷んでしまうのがいつものことですが、プロの農家さんの技術はすごい!
これからも、頑張って下さいませ。