↑常呂支所長 伊在井さん。フィールドマンも兼任しています。

[北海道じゃがいも産地]
カルビーが国内調達するじゃがいもの約80%*が北海道産。
ひとくくりに“北海道”といっても、その面積は日本の2割強を占める広大な大地、それぞれその地域で気候や特徴が異なります。“じゃがいもの拠点”であるカルビーポテトの支所は北海道内だけで16の地域に構えています。(*2020年実績)

*本地図は北海道の一般的な4区分(道央・道東・道北・道南)を元にじゃがいも産地紹介用作成したものです。

取材した各支所のフィールドマンに聞くシリーズ、じゃがいもの産地の視点からその土地の特徴や支所の仕事など、教えてもらいます!

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北海道・道東、オホーツク圏には、カルビーポテトの支所が7支所もあります。そのうち一番海に近くにあり、サロマ湖能取湖にはさまれたところにあるのが常呂支所です。
 
ーこんにちは!常呂支所のこと、教えてください!
常呂町含むオホーツク地区は、流氷が流れ着くオホーツク海のイメージが強いですが、知床半島に連なる山々に囲まれた斜里平野があって肥沃な農耕地でもあるんです。
 
↓この写真奥、500m先はもう海。空の透明感を感じます。

 
↓敷地内にカモメでしょうか?海鳥が落としたと思われるホタテの貝殻。常呂支所の隣にはホタテの貝殻から石灰をつくる工場があるそうです。ホタテは常呂町の名産物だそうです。

 
↓タイミングよく飛んできた海鳥。


 

ー常呂支所はいつから開設されたのですか?また現在どれぐらいのじゃがいもの量を扱ってるのですか?
1978年にスタートしています。取り扱いの馬鈴薯量は約10,000tですね。44名の契約農家さんに作っていただいています。できるだけ皆さんの思いを大切に、そして栽培面積を増やしていただけるよう、作業のタイミングや様々な情報をお伝えしています。
 
↓他の支所から異動して1年目。JAところにも協力いただきながら、一人で44名の契約農家さん総面積305haを担当されているそうです。「農業以外の話もして早く顔と名前を覚えてもらえるよう心がけています」と伊在井さん。

 

ー今年の収穫はいつ頃の予定ですか?
今のところ(7月上旬時点)、9月上旬予定です。今年は植え付け時の春先は雨が多く、植え付けも契約農家さんによっては1カ月ほど前後しています。成長してからは雨があまり降っていないので収穫まで気をつけていきたいですね。
 
↓9月の収穫を控え、常呂支所でも準備が始まっています。コンテナも整理整頓。

 
↓じゃがいもを運ぶ重機。これから清掃です。

 
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天候の影響が大きい農業ですが、それ以外の“できること”を農家さんと一緒に積み上げていく、そんな姿勢を感じました。現在収穫の最盛期。無事の収穫となっていますように!

コメント(2)

  • 投稿者 | ところののうか
    上記文章中に”取り扱いの馬鈴薯量は約1,100t”とありますが、間違ってませんか?
    10,000tですよね?
  • 投稿者 | Diary管理者
    ところののうか様
    コメントありがとうございます。馬鈴薯量、確認いたします。
    →確認いたしまして、ところののうか様のご指摘のとおり、約10,000tということでした。
    取材時、数値聞き取りに誤りがありました。たいへん申し訳ございません。お詫びし訂正いたします。
    ----------
    『じゃがいもDiary』をご覧の皆さま
    常呂支所での馬鈴薯量は例年10,000tとなります。記事内の数値に誤りがありましたことをお詫びいたします。

    じゃがいもDiary事務局

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