↑岡田さんは農事組合法人 柏台生産組合の組合長として総面積250haもある畑を従業員の皆さんと一緒に耕作されています。美瑛の中でも1番広い面積だそうです。

じゃがいもの花が咲いた頃、別チームの取材に同行し『じゃがいもDiary』でもお話を伺いました!
●開花の記事はこちら→ 北海道 美瑛の畑より ~開花~

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取材に伺ったのは7月中旬。2021年の旱魃から一転2022年は雨の多い天候に。この日の美瑛町は曇り予報。ところが取材中に雲が流れ汗ばむほどの暑さになりました。美瑛の丘が美しく光っていました!
 
一広いですね!美瑛で一番広い面積を栽培されていると伺いました。
岡田さん:そうですね、今年はじゃがいもだけでも60haです。全国から集まった従業員と作業にあたっています。柏台生産組合は今年で50周年なんですよ。
 
*収穫について詳しいお話をうかがった記事はこちらでお届け中です♪→ ポテトチップス北海道じゃがいも物語

 
↓鼠色の空。だんだんと雲が流れ…

↓こちらは背後にある麦畑。7月中旬は小麦の収穫期でもあります。

↓青空が見えてきました。

 
一こんなに暑くなるんですね。今年の天候やじゃがいもの出来はいかがですか
岡田さん:暑いですよね、ここ最近は北海道らしくないかもしれませんね。朝晩涼しくなれば、寒暖差でじゃがいもはおいしくなりますよ。
今年はスノーデン、さやか、キタヒメ、アンドーバーの4品種を植え付けました。この畑はスノーデンです。雨が多いですが今年はいい出来だと思います。あとは病気だけ気をつけて豊作にしたいですね。


  
一こう見ると本当にきれいですが、傾斜も思ったよりあって丘陵地での耕作、たいへんですね
岡田さん:そうですね…デメリットもありますが平ら過ぎても水はけが悪くなったりしますから慣れているので大丈夫です。作付け時も機械が重いのでどうしても下に流れるんですがその分逆算してやっています。

↓ちょうど小麦の畑に散布機が入ってきました。写真で見ただけでもなかなかの傾斜ですね。

↓フィールドマンが生育確認のために畑に入っていきました。近そうで遠い!丸みを帯びた丘がきれいです。同じ1枚の畑でも土質や日当たりが異なるのだそうです。

 
一じゃがいもはどんな様子ですか?
岡田さん:手前の株を抜いてみますか。この時期はまだ小さいですが、これからもう2~3周り大きくなると思います。

↓畑の向こうから戻ってきたフィールドマンと一緒に生育確認。「これだけの面積の栽培を調整するだけでも難しいですが他の作物もある中で雪が降る前にはしっかり収穫されているのがすごいと思います」と担当フィールドマン本田さん。

↓玉数、茎の様子も良好です!

 
一従業員の皆さんは今日は別の畑で作業されているのですか
岡田さん:はい、でも取材あるから来てと声かけしたのでそろそろ集まってくると思います。

↓従業員の皆さんは自ら農業の世界に飛び込んでこられた方ばかりだそう。「なるべく風通し良く、いろいろ言いあえるようにコミュニケーションを心がけています」と岡田さん。(農機具の倉庫には焼肉用の七輪もたくさん格納されているそうです♪)

↓「自分たちが作ったじゃがいもがカルビーさんを通して皆さんに届いて喜んでもらえると嬉しいですね」と岡田さんと皆さん

岡田さん:ちょっと倉庫にも寄ってみますか?
 
↓ご案内いただいた倉庫に無造作にあったダンボール箱。ロゴにうれしい見覚えが♪

↓これが収穫の機械です。十勝でも使っている大型のものです。

↓こちらは小麦の収穫機。こちらも大きい!

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この記事が公開される11月、美瑛では初雪が舞っているのでしょうか。
旱魃、大雨と過酷な天候の多い近年ですが、ポジティブな面を捉えてお話してくださる姿が印象的でした。早く皆さんに美瑛のポテトチップスをお届けしたいです!

コメント(1)

  • 投稿者 | 若い頃に行きました
    美瑛は若い頃に一回行ったことがあります。電柱がなくて、ずーーーーーーーーーーっと畑で、でっかい道だなって感動しました。

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