↑士別市、剣淵町で80haもの畑を経営されている菅原さん。

じゃがいもの花が咲いた頃、別チームの取材に同行し『じゃがいもDiary』でもお話を伺いました!
●開花の記事はこちら→ 北海道 剣淵の畑より ~開花~

—————————
取材に伺ったのは7月中旬。2021年の旱魃から一転2022年は雨の多い天候に。この取材日も雨雲との追いかけっこ。ぽつりぽつりと雨が降り始め畑での撮影は諦めようかというところ、見事雨雲がそれてくれたのでした。
 
一こんにちは!今年は雨の多い年ですね。お仕事に携わってからどのぐらいなのですか
菅原さん:実は本拠地は士別市で自分で4代目です。はじめは鉄工所の仕事なんかしながら繁忙期に手伝うぐらいだったんですが、24-5歳頃に本格的に始めました。剣淵は縁あって譲り受けて。通いで作業しています。ここは土もいいし広さもあって仕事がしやすいです。
 
*菅原さんにお話いただいた記事はこちらでもご覧ください♪→ ポテトチップス北海道じゃがいも物語
 
↓雨を心配しながらもライターさんの質問に丁寧に応えてくださいました。

 
↓立ち込める雨雲…。

 
↓雨の降らない今のうちにじゃがいもを抜くシーンを撮影!

 
一市町村をまたいで大規模ですね
菅原さん:またいでと言っても隣接しているんで…でも士別はどちらかというと粘土質、ここは泥炭で近くても環境は違いますね。規模は…そうですね、どちらかというと大きくしていますね。最近は後継者不足だったり辞めていく人も多いからその土地を守る意味でもそうなってきていますね。
 
↓昨年はビートが植えられていたそうです。「いも、麦、大豆、ビート、緑肥用のからし菜を植えて5つの作物で輪作しています」と菅原さん。

 
↓怪しかった雲の合間に青空がのぞいてきました。
菅原さん:剣淵は盆地なので夏はカラッと暑いんですが最近はちょっと読めない天候が多くて。スマホの天気予報ばかり見ていますよ。

 
↓写真右の赤い屋根の辺りに雨が移動していきました。

 
一カルビーポテトとの取り組み、また最新技術も積極的に取り組まれてると伺いました
菅原さん:作物の成長をよく観察し土作りを大切にしています。輪作の合間に緑肥を作付けしたり堆肥を使ったり地力を意識しています。
 
↓今年は雨が多い天候ですが、じゃがいもは順調に生育しているようです。

 
↓最新技術は大型機械にも取り入れられているそうです。

 
一これはどんな機械ですか
菅原さん:これはポテトプランターで、じゃがいもの植え付けと培土を一度にできる機械です。海外のBASELIER(ベーゼリー)っていう会社のものだけど、ちょっと色が違うところは種いもが入っていくところなんだけど、これは日本仕様で農家が考えたアイデアなんだよね。農家のアイデアで商品化したオプション部品。
 
↓グレイががった緑のところに種いもがひとつひとつはいっていくそうです!

 
↓お客様のお声で商品化、、、どんな業界もやはりお客様のお声は大切ですね!

↓春に使ったとは思えない、きれいにメンテナンスされたポテトプランター。

 
↓左はカルビーポテト剣淵支所今年から支所長に赴任した野地さんと、菅原さん。
「地道に一生懸命働くのがモットー」と菅原さん、おいしいじゃがいも、ポテトチップス待ってますね!

 
—————————
お話を伺って、菅原さんの言葉の端々に地元や農業を案じながらも邁進する、そんな姿勢を感じました。
剣淵は雪が早く降る地域で、10月にはすべての収穫を終わらせないといけないタイムリミットのある天候だそうです。無事の収穫を祈るばかりです!

コメント(3)

  • 投稿者 | メタルZ
    美味しいポテトチップを。ありがとうございます。
  • 投稿者 | 悦子さん
    ポテトチップを、食べましょう。ポテトチップを、楽しみましょう。
  • 投稿者 | 伸子さん
    剣淵出身です。離れて既に50年経ってしまいましたが、時折届く実家からの剣淵産のもので心が癒されています。数日前にもカボチャ、じゃがいもが届き思いは故郷に❣️
    美味しいもの剣淵から発信し続けてくださいね

コメントを投稿する

ニックネーム
本文
アイコン設定