↑更別支所長、木元さん。(2022年11月撮影)

[北海道じゃがいも産地]
カルビーが国内調達するじゃがいもの約80%*が北海道産。
ひとくくりに“北海道”といっても、その面積は日本の2割強を占める広大な大地、それぞれその地域で気候や特徴が異なります。“じゃがいもの拠点”であるカルビーポテトの支所は北海道内だけで16の地域に構えています。(*2022年実績)


*本地図は北海道の一般的な4区分(道央・道東・道北・道南)を元にじゃがいも産地紹介用作成したものです。

 

今回ご紹介するのは、日本の穀倉地帯、道東・十勝平野にある4つの支所のうち、十勝帯広空港近くの更別村にある更別支所です。更別支所は近隣の6つの産地を抱え、収穫量だけでなく取扱地域も広い支所です。(取材日:2022年11月中旬)

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ーこんにちは!更別支所のことを教えてください!
はい、更別支所は6産地をまとめています。更別村、中札内村、大樹町、幕別町と幕別町札内、帯広市大正町です。収穫の後なので少し落ち着いています。ここから初夏の府県産の新じゃが収穫までは、JAさんと一緒に保管したじゃがいもを出庫していくことになります。



ー今日は他のスタッフの方はいらっしゃらないのですか?
いえ、実は新しい事務所ができて、そちらに出勤しています。
この事務所はご覧の通り年季がはいっていて、朝晩はこの時期でも底冷えするんですよ。
 
↓取材時の11月中旬、もうストーブが焚かれていました。きっと“リラ冷え”の頃までお世話になりそうですね。
“リラ冷え”についてはこちら→ 今日の空フォト ~芽室町 雨上りの夕焼け、リラ冷え~

 
↓倉庫、見てみますか?と木元さん。

 

 
↓入口からはいったところ。各庫内には収穫されたじゃがいもがコンテナで積まれています。


ー更別支所管内の産地の特徴などはありますか?
そうですね。帯広や芽室などは古くからお付き合いいただいている生産者さんが多いですが。更別支所は比較的新しい産地で契約生産者さんとの情報交換も盛んです。じゃがいもだけでなく他の野菜も収穫量を伸ばそうという目標を持たれています。100軒の生産者さんで約30000t近い収穫量です。
 
ご覧の通りここは3000tほどしか入らず、収穫しては入れて出してと6~7回転させていたのですが、収穫量の増加に伴ってようやく新しい倉庫ができ受け入れ態勢もさらに整いました。新しい倉庫は今回で5シーズン目です。
 
↓撮影の保管庫は更別支所(南)の倉庫。新しい更別支所(北)はこちらの取材でご紹介しています→北海道より、じゃがいも出庫中~!

 
↓保管庫のシャッターがきれいなツートンカラーに手形がついていたので触ってみると…土埃がたまったところにたまたま手をついてしまったようです。隣に“じゃがいもDiary”と落書き?!を追加。

 

↓収穫後、使い終わったコンテナが整理整頓されています。


 
↓これは収穫で使った、じゃがいも荷受けの荷台でしょうか。


ーそれにしても空が広いですね!
はい、十勝平野でもこの辺りは平地で高い建物がないので、気持ちいいですよ。夜は天の川が見えるほどの星空です。

 
近年北海道も暑さが厳しい日が多いですが、ここは少し冷涼で天候にも恵まれています。それでも日照不足と長雨で伸び切らなかった分、2023年のじゃがいもが豊作になるようしたいですね。3月までには種いもを準備し、4~5月に植え付けが始まります。また様子を見に来てください!


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夜の空に輝く天の川を撮影するのは難しそうですが、広い空の下、長く伸びる影の1枚をどうぞ♪

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