広島西工場、ポテトチップス製造ラインに潜入![1]
2020.04.28

広島港に着いたじゃがいも。前回はそのじゃがいもに運び込みや貯蔵の仕事を[馬鈴薯専門官のお仕事]で紹介しました。
今回はそのじゃがいもで「ポテトチップスができるまで」を普段は見れない製造ラインに入って取材しました!
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広島にあるカルビー工場は、かっぱえびせんなどのスナックを製造する広島工場、少し離れた場所にあるポテトチップスを製造する広島西工場の2つの工場に分かれています。
↓広島西工場へ向かい、正面玄関から見上げると、昔の“カルビー”のロゴがお出迎えしてくれました。

↓正面玄関脇の搬入口。奥に見えるはじゃがいもの入ったコンテナ!

↓・・・とその前に、製造ラインに入るには厳しい服装管理と持込物制限があります。ほんの一例ですが髪の毛を結ぶ際の髪ゴムは発見しやすいよう、水色の指定のものを使用します。ピンも金属製の大きめのもの。万が一の際に金属探知機で探せるからです。

↓取材チームも工場服に着替え、指定の工程を経て、いざ!じゃがいもの搬入口へ。橋口さんが案内をしてくれます。(写真右:お待ちかねです!よろしくお願いします!)

↓2つのコンテナ投入入り口。フォークリフトで運び込まれています。1日に倉庫から約15トン(12コンテナくらい)のじゃがいもが運ばれてくるそうです!

↓製造ラインに入れるためにセットされたコンテナのじゃがいも。いよいよ製造開始!(工場好きな方はこのそびえるコンテナの立ち姿にうっとりでは?!)

↓定温倉庫から、作る製品やじゃがいもの状態にあわせて選ばれたじゃがいも。ゆっくりとコンテナが傾きます。

↓もうひとつのラインにもじゃがいもが投入されています。

↓じゃがいもが少しずつ、ベルトコンベアをつたって流れていきます。

↓この後、じゃがいもをブラシで洗い、土の塊や石などの異物を取り除きます。

↓回転する皮むき器で皮をむいていきます。じゃがいものでんぷんで周りに白い泡が。

↓水を切りながら、どんどん進んでいきます。

↓きれいになったじゃがいもが人の目と手が待つ工程に入っていきます。

↓“トリミング”という作業です。

↓ローラー上のラインの上に、じゃがいもがコロコロと回りながらきれいに並んでいます。

↓目視で、じゃがいもの痛みや芽などを見つけ、取り除いていきます。

↓その先にも人の手で行う作業があるようです。

↓最初のトリミングで取りきれなかった細かな芽や傷みをナイフで取り除いていきます。

↓トリミングが終わったじゃがいも達は次の工程に流れていきます。回転する刃の中に入り~

↓スライスされていきます!刃の種類よって、フラット、ギザギザ、ナミナミなどいろんな形のポテトチップスになります♪

↓スライスされ、余分なでんぷんを洗い流す工程です。

↓きれいサッパリ!さあ、次はいよいよ“フライ”の工程です!

→ 広島西工場、ポテトチップス製造ラインに潜入![2] に続きます。お楽しみに♪
なんだけど、日々おいしくなってる!作ってる方に感謝です。
ポテチ 大好きです。