熊本 上益城の畑より~あい菜ファームさんインタビュー
↑写真左:あい菜ファーム代表の江藤さん、写真右:宮本さん。後ろに見えるのは飯田山。
5月18日から始まった、熊本上益城のカルビー契約農家「あい菜ファーム」さんでの収穫も終盤との連絡をいただきました。あらためて収穫初日に伺った、あい菜ファーム代表の江藤さん、宮本さんのお話をお届けいたします!
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―あい菜ファームは4農家さんで作った生産組合でカルビートレサビリティサイト「じゃがいも丸ごとプロフィール」はこれからご登録と伺いました。
江藤さん:そうです。カルビーのじゃがいも栽培のために2006年に作った生産組合で、うち(株)hiroファームと(株)宮本農場を中心に4農家でやってます。最初は本当に少ない面積だったんで(じゃがいも丸ごとプロフィールには)登録しないでやってたんですが、もう16年、いつのまにか栽培規模も大きくなりました。
🥔掲載しました!トレサビリティサイト→「じゃがいも丸ごとプロフィール」熊本県
↓地元の先輩後輩の仲の江藤さんと宮本さん。
―今年のじゃがいもの出来はいかがですか?品種や栽培面積などはどれぐらいですか?
宮本さん:今年はまずまずの出来ですね。今日は収穫初日なんで収穫機の様子とか、畑やじゃがいも含め進め方を調整しながらですね、研修生もきてますし。栽培面積、あい菜ファーム全体では45haぐらいですかね。じゃがいもの品種はオホーツクチップ、アンドーバー、トヨシロ、ぽろしりを栽培しています。ぽろしりも4年前かな?早くから試験的に栽培しています。
―カルビーポテトとも長くお付き合いいただいているんですね。カルビーポテトやフィールドマンはどんな存在ですか?
江藤さん:特に印象にあるのは2014年4月14日の熊本地震の時ですね。地震の後しばらくは社会全体が止まっていました。普段農作業をお願いしている方々も集まることができず人手が足りなくなった時、カルビーポテトさんが作業や収穫応援にきてくれました。何せ梅雨前に収穫しなければならないので本当に助かりました。
日常的には植え付けや成長の段階にあわせた管理の相談、畑の水分管理までサポートしてもらって頼れる存在ですね。
宮本さん:今年は北海道から大型の収穫機を持ってきてもらっています。熊本は土地がよくいろいろが作物を栽培できますが、じゃがいも作りで難しいのは、植え付け時期の4月上旬の遅霜(おそじも)と収穫時期が梅雨の時期に重なることです。
4月でも朝晩はかなり冷えるので萌芽して10~15cmぐらいに霜にあたって凍って傷まないように気をつかいますし、収穫時はちょうど今の時期なので、常に天気予報を見続けて他の作物の仕事と調整します。大型のハーベスターで短時間で効率よく収穫できると助かりますね。
↓迫力満点!北海道で見る大型ハーベスター、熊本にやって来ました!現地で調整後、収穫で活躍します。
―先ほど収穫機の上で作業されている研修生はどんな方々なんですか?
江藤さん:取引先でもある地元の食材を扱う会社の新入社員さんです。毎年きてもらっていて助かっています。
↓収穫初日から研修生としてお手伝いされていたのは、熊本をはじめとする地元九州の食材を扱う株式会社ローカルの新入社員の皆さん。生産者の皆さんとのコミュニケーションや収穫など栽培の現場を体験することはとても重要とおっしゃっていました。
―『じゃがいもDiary』をご覧の皆さんをはじめ、カルビー商品を食べてくださる皆さんにひと言お願いいたします!
江藤さん:私は季節で途切れないよう多くの種類の作物を作っていますが、じゃがいもは水田を活用しているので瑞々しくておいしいのが自慢です。たくさん食べてください。
宮本さん:カルビーのじゃがいもを初めて作った年に、自分たちのじゃがいもでつくったポテトチップスを食べて、子どもたちも喜んでくれてうれしかったんですよ。その時のうれしい気持ちを込めてじゃがいも作ってます!
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あい菜ファームさんをはじめ、今年の府県産の新じゃがで作るポテトチップスが早く食べたくなりました!
皆さんにも早くお届けしたいです♪
コメント(4)
人手不足の時作業や収穫応援や育成のサポート等フィールドマンと生産者が一丸となって育てているのですね。大型はーべスターはすごい迫力ですね。早くポテトチップとなって私たちの元へやって来てね。
皆さん笑顔が素敵です!
今以上にポテトチップス食べます!!
これからも頑張って下さい!
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