青森横浜町 ~竹内さんの畑より
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過去の記事でもお伝えの通り、北海道で貯蔵しているじゃがいもが少なくなり、次の収穫を迎えるまでを支えてくれるのが、本州以南で収穫されるじゃがいもです(近年は北海道・道南でも収穫をしています)。
また天候による収穫量の増減の影響をなるべく避け、安定して皆さまに商品をお届けできるよう、カルビーグループでは様々な地域で生産いただけるよう取り組んでいます。
*関連記事→ [梅雨前線?じゃがいもにも前線があるんです。]
ということで、今回は『じゃがいもDiary』初登場の生産地、青森県横浜町と契約農家さんをご紹介いたします!
青森県横浜町は本州最北端の下北半島に位置しています。鉞(まさかり)に例えられる下北半島の“鉞の柄”の部分、陸奥湾側にあるのが横浜町です。
今回横浜町で取材させていただいたもう一方の契約農家の竹内さん。自宅近くの畑にご案内いただきました。
↓畑まで来た道を振り返ったところ。なだらかな斜面の向こう側4kmほど先が陸奥湾。陸奥湾に立つ風力発電の風車から送電線が繋がっています。
―眺めがよい場所ですね。じゃがいも、農業ことなど教えてください。
竹内さん:実家はもともと農業と漁業もしていて、その縁もあって自分は2012年まで香川県高松市の魚市場で仲買の仕事をしていたんですが、父の病気をきっかけに戻ってきました。父の代から農業1本にしていたので継ぐなら大規模農業でやっていきたいと考えました。
横浜町の名産の菜の花、じゃがいも、長いもを作っています。じゃがいもは今年は25町栽培しています。
↓フィールドマン和田さんによると、竹内さんは横浜町で最大面積のじゃがいもを栽培されているそうです。品種はオホーツクチップ。
―YouTubeでも情報発信されていると伺いました
竹内さん:はい、そうです。大規模面積を一人で作業していると、畑の中で孤独なんですよ。そこで何かできないかなと考えたのが始まりです。「ナノハナポテト」という名前でやっています。編集も自分でしていますよ。5,000人ぐらい登録者がいてコメントもらえたりするのがうれしいですね。
また情報発信ではないですが、町内の大規模農家5人でスマート農業にも取り組み始めました。農業の面白さを伝えて後継者問題にも一役買えたらと思っています。
↓竹内さんが運営するYouTubeチャンネル↓
↓もっと見晴らしがいい場所があるので移動しましょう、と連れてきていただいたのがこちら。畑の一番上まできました。すぐ後ろは国有林。
竹内さん:いい眺めでしょう、日が暮れて月が出たりすると本当にきれいですよ。
↓撮影中もじゃがいもの状態や今後の栽培について、話が尽きない様子です。
↓フカフカの土によろけないように畝から出てくるフィールドマン
↓近づいてみると…本当にフカフカです。竹内さん曰く「畝は北海道より10cmほど幅が広い」のだそう。土質と関係がありそうですね。
―『じゃがいもDiary』をご覧の皆さんにメッセージをお願いします
竹内さん:ポテトチップスが好きでポテトチップスが食べたいからじゃがいもを作っています(笑)。横浜町のじゃがいものポテトチップス、ぜひ食べてほしいですね。
↓竹内さんを中心に、JA十和田おいらせ、カルビーポテトでおいしいじゃがいも、作ります!
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地元青森で、農業系YouTuberとして取材なども受けられご活躍されている竹内さん。ご自身のお仕事もいずれ法人化し未来に引き継いでいきたい、ともお話されていました。
ポテトチップスで竹内さんのじゃがいもに出会うのが楽しみです!
コメント(2)
美味しいカルビーポテトを育てるには、気候変動、人で不足にとスマート農業は必須ですね
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