じゃがいもを輸送する船「ポテト丸」その実態を大調査!
テレビやインターネットでも話題になっている”じゃがいもを運ぶ船”ポテト丸。
そのポテト丸がポテトチップス用のじゃがいもを大量に運ぶ船だということは、過去記事でもご紹介していますが、船の中がどうなっているかはご存じですか?
今回は、その知られざる船内にカルビーポテト広報担当Kが潜入取材してきました!
ポテト丸に関する、過去記事はこちら♪
→ジャガイモ輸送コンテナ船『ポテト丸』
→ポテト丸が十勝港を出港しました!
→ポテト丸、広島港につきました!
ポテト丸は、6時間ほどの時間をかけて約850トンものじゃがいもを積み込み、約4日をかけて北海道 十勝港~鹿児島もしくは広島まで輸送を行います。
↓そんな大量のじゃがいもを大切に運んでくれている船員の皆さまです!
左から:是永さん、岡さん、長内さん、戸川さん、小阪さん、井上さん
船には、だいたい5~6名のチームになるようローテーションで乗船されてます。
ポテト丸は他の船と比べて、比較的年齢層が若いのが特長なのだとか!
船員さんは「2か月船上でお仕事・3週間お休み」というルーティンで業務をされていらっしゃるので生活は基本、海の上。
なので、快適に過ごせるよう、各自個別の部屋やキッチン、シャワールームなどが船の中には完備されています。
↓ランドリールームには、洗濯機に加えて乾燥機も!お風呂場には湯船もついています。
↓各自1部屋の個別ルームで一人の空間も確保されています。
↓部屋にはテレビもBlu-rayデッキも備え付けられており、船内にはWi-Fiも通っているんだとか。とても船の中だとは思えませんね・・・!
↓1階部分にはダイニングスペースがあり、積み込み作業の待機時間には、仲良く談笑されていらっしゃいました♩
今回は、船長の井上さんにもお話をお伺いしました♪
井上さん:ポテト丸には3代目が造船された2017年から乗ってます。
これまで乗っていて大変だなと思う瞬間は、やっぱりしけ(時化)ですね。特に冬になると北海道の海はいつもしけて荒れることが多いので、波を読みながら移動するのは難しいです。事前に予想して、いつどのタイミングで出航するかは毎回勝負です。
本当ならしけがおさまるまで待っていたいけど、どうにかしてじゃがいもを届けなきゃいけないですもんね(笑)
北海道から広島・鹿児島までの長い道のりを、無事に届けてもらえているのは、皆さんの苦労あってのおかげです・・・!
今年度のポテト丸の運行も残りわずかですが、北海道の生産者さんが育てられたじゃがいもをこれからもよろしくお願いします!🥔
※1月下旬頃~8月初旬まではじゃがいも以外のコンテナ輸送船として活用されます。
コメント(6)
そのうち、カニ加工船みたいに、後悔しながら船上でポテチ製造、港に着いたらできたてそのまま配送! とか、ぜひ^0^)/♪
>たけぴさん
船員さんは船の持ち主会社「船主」さんの社員さんですね。
その船主さんが運航会社さんに「船+船員さん」の形で貸し出し、運航会社さんがカルビーポテトさんから輸送のオーダーを受けて運ぶ、という形かと思います。
Bon Voyage!
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