~熊本 宇城の畑より~ 鎌田さん親子に聞きました!

2021.04.16

↑ポーズのリクエストに応え、照れながらも肩を組んでくださいました

一番早いじゃがいもが成長中の九州。
その中で2021年は熊本県宇城市の契約農家 鎌田さんを取材させていただいています。
最初の取材時に、「この春高校卒業の息子が継いでくれた」とお話されていたので、お会いするのを楽しみにしていました!
~熊本 宇城の畑より~ 植え付け中!
 
ということで、鎌田健志さんの息子さん康聖さんにお話を伺いました!

———
-はじめまして!この春からお仕事はじめていると伺いました。
康聖さん:はい、農業高校を卒業して、すぐに父と一緒にやっています。
 

-農業に興味を持ったのはいつ頃ですか?
康聖さん:小学生の頃ですかね。父の畑についていって、もうその頃からじゃがいもの様子は見てたりしたんです。
 

-では、カルビーのじゃがいももご存知なんですね。うれしいです。
康聖さん:はい(笑)。
 

-実際、学校で教わったことは活きてますか?
康聖さん:あーあれはこのためのことかーと、気づくことがあります。これは実際こうだな、とか。じゃがいもも含めて家の作物は1年に1回の栽培と収穫なんで、20年やっても20回しかできないので、1回が貴重だなと思ってます。じゃがいもは3カ月で終わるのでなおさらです。
↑栽培についての経験を康聖さんに伝える父・健志さん。
 

-今年の手応えはいかがですか?
康聖さん:父やフィールドマンの宮本さんに相談しながらですが、今年はトラクターも運転して自分も植付からしたので、うまく育ってほしいです。今年は暖かいから、水を散布した方がよさそうです。少し葉っぱが縮んできているみたいで。でもイモは順調です。


 

-高校のお友達も農業の仕事に就かれているんですか?
康聖さん:はい、多いです。この辺は自分たちもそうですけど、家業を継ぐ人が多いです。こないだは玉ねぎ作っている友だちと意見交換しました。ポテトチップス持って遊びに行った程度ですが。
 

-これからもっとこうしたい、という点はありますか?
康聖さん:自分は“祖父ちゃんGPS”って言ってるんですけど、今この畑は祖父ちゃんの勘で畝を作ってるので、祖父ちゃんの体もたいへんだし、機械化とかしてもっとたくさん作りたいって思っています。

 

-この後、お米、そしてイ草も作られてるそうですね。
康聖さん:はい、ちょっと今はじゃがいもに集中してるので(笑)、、、。イ草は120cmぐらいまで成長したら刈って、干して畳の畳表まで編んで出荷です。お米もじゃがいもの後すぐです。
↑イ草の畑。土は水田のように水でぬかるんでいるそうです。

↑お二人の背中から、畑や農作業への愛情がひしひしと伝わります。

 
農業の後継者不足が叫ばれる中、子供の頃から農業に興味を持って父の後を継ぐ、まさに次世代の農業を担う康聖さん。
「コロナの影響がなければ、卒業記念に北海道に連れてってやろうと思ってたんですよ」と健志さん。その行先候補のひとつはカルビーの工場見学だったそうです。いつか、ぜひいらしてください!
 
———

次回は、収穫の様子を取材させていただく予定です!お楽しみに♪

コメント(5)

  • 投稿者 | マキバオーの姉
    鎌田さん親子じゃがいも・お米・いぐさ色々な作物を生産しているのですね。
    さまざまな食物を外国に依存している現在、安心出来る食物や製品を
    手に入れるために、農業にたずさわる人を増やすことが必要ですね。
  • 投稿者 | かすてら
    熊本で獲れたじゃがいもで作ったポテトチップス、食べたくなりますね。
  • 投稿者 | テルテル法師
    私も市民農園でじゃがいもを栽培したことがありましたが、自然相手の農業だけに生育管理は他の野菜同様難しかった記憶があります。頑張って下さい。
  • 投稿者 | おさるさん
    広いじゃがいも畑に驚いています。
  • 投稿者 | おかめいんこ
    鎌田さん親子の優しい笑顔で  おいしい じゃがいもが想像できました。

コメントを投稿する

ニックネーム
本文
アイコン設定