北海道芽室~北祥プランター組合、八鍬さんの畑より

↑北祥プランター組合、リーダーの八鍬健一さん

取材に伺ったのは7月中旬、この日までの芽室は天候にも恵まれ収穫を待つばかりのタイミング。複数のカルビー契約農家さんがグループを結成されていると聞き、お話を伺いました。

ーどのようなきっかけで「北祥プランター組合」を設立されたのですか?
もともと先代からもう30年近く知り合いでその頃から情報交換したりお互い助け合ってやってきてるんですよ。9~10年ぐらい前かな?私から声かけして共同でプランター(大型の植付機)を購入して。植え付けから収穫まで共同でやってます。
このプランターはドイツ製のもので芽室にはうちを入れて3台しかない機械で。大型なので牽引するトラクターも200馬力必要なぐらいだから、1軒で使うにはもったいない、じゃあ皆で共同で使おうと。

↓今回も別の取材チームと一緒に北祥プランター組合の4軒の契約農家さんにお話を伺いました。

ーこのプランターでどのようなメリットがあるのですか?
普通のプランターだと種いも撒く工程だけだけど、このプランターは整地して撒いて肥料入れて培土まで、一度に4工程できるんですよ。
そうすると人間が楽なだけじゃなく、何度も畑に入らなくていいので畑もいい状態にできるんです。トラクター自体重いからそのたびに土が踏みしめられて土が塊になりやすい。自分たちの畑は十勝平野といっても少し粘土質だったりする畑もあるからね。土の塊が少ないと収穫の時もスムーズなんですよ。

↓培土された土、ふんわりとしています。

収穫待っててくださいね、と八鍬さん。

記事は→[北海道芽室~北祥プランター組合、道下さん]に続きます。

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