南側の山々を背にオホーツク海に続く丘陵地帯、カルビーポテト小清水支所からほど近くに竹本農場があります。澄んだ空が本当に美しいです。

 

ーこんにちは!農業のこと、じゃがいものこと、教えてください!
そうですね、、、。自分で3代目で食用のじゃがいも、ビート、小麦、大豆を作っています。今年は全部で47町。後継者がいない畑があってその土地を守るためにも栽培面積を増やしています。
 
↓農地が放置されると荒れていく。早くに父を亡くしその跡を継ぎ就農され地域の人に助けられてきたから、と気負いなくお話される竹本さん。現在高校生の息子さんもそんなお父さんの姿を見てか、卒業後は就農予定だそうです。

 

ー竹本さんのじゃがいもは品質がよいと評判だと伺いました。秘訣やコツ、大切にしていることはありますか?
いえいえ。大切にしていることも一般的なことです。まず土づくりのベースがあって、堆肥入れたりバランス見たり。収穫が終わってからが次のシーズンへの仕込みです。じゃがいもはビートの後に作るのですがその時は逆に堆肥はいれないんですよ。
 
↓オホーツクブルーな空の色、この地域ならでは!北海道にはいろんな“ブルー”が存在しますね。写真中央には斜里岳。


↓今年は“ぽろしり”を作っていただいています。“ぽろしり”は育てやすいし玉ぞろいもいいかな、収穫の時茎が離れにくいかな、とプロなご意見をいただきました。

 

ー色の違うじゃがいもの花がありますが、別の品種ですか?
ああ、これは“デストロイヤー”という品種です。ちょっと面白いかな~と自家用で植えてみました。
 
↓鮮やかな紫色の花です。自家用も一緒に栽培されているのは嬉しいですね。竹本家でよく食べるじゃがいも料理は肉じゃがだそうです。


 

ーカルビー契約農家はいつ頃からなのですか?
そうですね。自分の親の代からだったんですが、就農前後にいったん離れて。その後また復活しました。最初は母と二人三脚で、今は自分たち夫婦と母と3人でやってます。来年には息子も一緒にやってくれるのが楽しみです。
 
↓小清水支所の石丸さんとは地元の先輩後輩の間柄だそうです。お二人から、小清水町への地元愛、農業への愛を感じます。


 
↓もともと年間日照率の高い地域ですが、この夏は特に雨がなく心配しているそうです。フィールドマンの石丸さんは「干ばつに不作なし、という言葉もあるので皆さんと一緒に乗り切りたいです」。

 

 
ー畑を歩いたりされますか?
はい、しますよ。いつ見てもきれいな風景だなと思うんですよ。斜里岳もきれいだし。特に春の斜里岳が好きですね。ちょうど種いもの季節なので、植え付けしながら眺めています。
 
↓それぞれのタイミングでの仕事になるので、実は畑で会うことは少ないのだそう。「カルビーポテトの車を見て、お、来てるなと確認してます」と笑う竹本さん。

↓こちらがカルビーポテト号

↓畑に入る際は他の場所からの菌が入らないように靴をカバーがお作法です。

↓この日は同時に別のチームの取材も受けていただきました。

 

ー『じゃがいもDiary』をご覧の皆さんにひと言お願いします!
小清水町は夏は暑く冬は寒い寒暖差があるのが特徴です。この土地で、おいしいじゃがいも作ります!

 
———
取材中、小清水町の郷土料理の話題になり、教えていただいたのが「でんぷんだんご」。じゃがいも由来のでんぷんで作るソウルフードだそうです。甘く煮た金時豆とでんぷんを混ぜて焼いたものだそうで、『じゃがいもDiary』でも機会があればご紹介したいと思います!
 
~追記~
じゃがいもオリジナルレシピの番外編で再現してみました!
じゃがいもの芋もち2種

コメント(3)

  • 投稿者 | ターちゃん
    竹本さん、収穫の季節のすがすがしい笑顔がステキですね〜!
    小清水バンザーイ!
  • 投稿者 | やっち
    竹本農場のじゃがいもはとても美味しいです。ポテチ食べるの楽しみです。
    これからも美味しいじゃがいも作り頑張ってください!!斜里岳も竹本さんも素敵❤️
  • 投稿者 | あこ
    竹本農場のお芋は最高です!!
    毎年家族みんなでおいしくいただいています❤
    斜里岳に負けないくらい、竹本さんの笑顔もステキです!!
    身体に気をつけて農作業頑張ってくださいね。来春からご子息の活躍も期待しています!

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