おうちで「じゃがいも栽培」~植付編~
―じゃがいも栽培に関するご質問コメントにつきまして―
じゃがいも栽培に関するご質問は下記へ直接お問い合わせいただけますよう、お願いいたします。
「ポテトバッグ」「じゃがりこバケ土」について・・・プロトリーフまで
「栽培用種いもぽろしり」について・・・カルビーポテトまで
↑画像は直径約30cmの樽型プランターに種いも1個を植え付ける場合のイメージです。
今年は庭やベランダでじゃがいも栽培にチャレンジしたい!という方に、じゃがいも栽培のコツをお届けします!
前回のおうちで「じゃがいも栽培」~準備編~で栽培の準備が整ったら、いよいと植え付けです!必要に応じて数日~2週間程前から、種いもの育芽を始めます。
本日の植付編では、植え付けの数日~2週間前から始める「種いも」準備と「植え付け」までをご案内します!
①種いもを浴光育芽(よくこういくが)する
②種いもが大きい場合は、切って断面を乾かす
③植え付ける
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①種いもを浴光育芽(よくこういくが)する
種いもに日光を当てて芽出しを促すことを「浴光育芽(よくこういくが)」といいます。
一般的に「2週間程度、雨の当たらない日なたに種いもを置いて芽出しを促します。種いも全体に日光があたるように数日に一回、上下をひっくり返すとよいでしょう」と案内されていますが、家庭栽培では、種いもをホームセンター等で入手することがほとんど。すでに店頭である程度の光を浴びているため、そのまま植え付けしていただけます。芽がでていない場合は2~3日(種いもがしおれない程度)日なたに置いて発芽を促してください。
↓芽は4-5mm程度出ればOKです。写真の種いもは1cmほど伸び、芽が集中していますね。
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②種いもが大きい場合は、切って断面を乾かす
4~5mmの芽が出たら、大きさにあわせて種いも切りをします(ピンポン玉ほどの大きさの種いもはそのまま植え付けます)。芽が集まっている部分を縦に切って、一個が40g~50gくらいになるようにします。切り口は3~4日間ほど日陰で自然乾燥します。でんぷんが浮いて白っぽくなりますが、このでんぷんが土壌菌から種いもを守ってくれますのでそのままで大丈夫です。
↓6~8cm大の大きさの種いもは2~3個に切って使います。切る際は縦に切るのがポイントです。ピンポン玉や卵大の種いもはそのまま植え付けします。
*じゃがいもには上下があり、上に芽が集中します。参考記事→ じゃがいもの「目」に秘密あり?!
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③植付する
いよいよ植え付けです!種いも1つにつき、約25~30cm四方のスペースを目安に植え付けるとよいでしょう。
底から5cm程度のところに植え付け、その上に土をかぶせます。
↓上にかぶせる土の方を多くするイメージです。発芽した箇所が上になるように植えてください。
↓市販の土の場合は少しずつ水分を加えながら入れてください。握った時に団子状に固まらない程度の湿り気が理想です。
↓植えた種いもの上に10~15cmほどの土をかぶせ、お水をあげて植え付け完了です!
植え付け後、発芽まで約1カ月ほどかかります。毎日お水をあげたくなりますが、ここはぐっと我慢。発芽までのお水のあげ過ぎは根腐れを起こす場合があるので、要注意です。土が乾いたらあげるようにしてください。
次は~発芽成長編~の予定です!
皆さんのじゃがいもがたくさん収穫できますように!
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『ポテトバッグ』で栽培予定の方はこちらもどうぞ♪
コメント(9)
今年は久々にやってみるかな。
けれど小さなものはえぐみがあり食べることが出来ませんでした。
ジャガイモ、たくさんなりますように!
そのまま(切らずに丸いまま)、植えたら、芽が出て来ました、まだ、寒いと思い寒冷紗(朝冷えるので)を掛けましたが、大丈夫でしょうか?
じゃがいも作るの初めてです。
前に、さつまいもは、作ったこと有ります。
秋植えは切ってはダメです。
私は30坪を貸農園で借りて作付けしていますが、秋植えの種芋を
切って植えた事が有りますが全て腐ってしまいました。
種販売店で教えを請い、夏の暑さで土内の温度が高く種芋が腐ってしまう事を
知りました。
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