北海道 津別の畑より~谷さん収穫レポート&インタビュー

↑ア・ラ・ポテト発売記念LIVEの直前、谷さんの畑で撮影させていただきました!もちろんこの畑も収穫を待つじゃがいも畑。

実は過去にも『じゃがいもDiary』にご登場いただいいている谷さん。その時のお話もとても興味深いものでした。今回は『じゃがいもDiary』で収穫の様子を撮影をさせていただきました!

Potato baton 2020 ~津別編~

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―お昼に収穫作業をされていた畑は山間にありながらも大きな畑でしたね
津別は小高い山が扇状になっている土地で農業と林業も盛んな地域なんですよ。全体では62haほど、100枚の畑をやっています。
22歳の時に農業をはじめる前は板金の仕事をしていました。母の怪我をきっかけに戻って35歳で父から経営を引き継いて、25年になります。

↓この日の収穫は細い林道を潜り抜けた先にある畑。たどり着いた先に広がる大きな畑に驚きました。周囲の木立から林業と農業が盛んなのがわかります。


 
―もう25年も携わられているのですね。前回の記事でも土壌に関するお話をされていましたが、農業のこと、津別のことなど教えてください。
そうですね、津別は最新技術に前向きで、GPSを使ったトラクターの運転などいわゆる「スマート農業」が盛んです。畑の畝幅を正確に計画して実行するだけでも収穫量はあがります。そしてそれを横の連携というか、仲間たちで共有しながら実践いています。
 
↓遠くに見えていたハーベスターが近づいてきました。大迫力!迫力だけでなくGPSで計画された畝幅を走行するなど、繊細さもある作業ですね。

↓旋回し、次の畝のレーンに入ります。

↓水平にカメラを構えたつもりでしたが、土地の勾配で斜めになっているように見えます。不思議な感覚です。

 

―いろんなアプローチで農業をされているのですね。
前にもお話しましたが、25年前からソイル・リサーチ・ユニオンという団体に参加して自分の土壌を分析して最適な肥料設計にしています。当初は大きな変化を感じませんでしたが必要な肥料を必要な量だけまくことで、時間をかけて品質の高い作物がたくさん収穫できるようになりました。これを継続してきたからこそ、今の自分がありますし、永続的に農業に取り組んでいけると思います。


もちろんカルビーポテトのフィールドマンは馬鈴薯作りのプロ。じゃがいもが病気にならないための予防についてや潅水についてなど役に立つアドバイスをもらっています。出荷先のカルビー工場の担当者とも良い関係ができていていますね。


 
―今年のじゃがいも、いかがですか?
8月に入ってから雨が多かったのですが、津別はまずまずの出来だと思います。

↓ハーベスターに同乗させていただきました。選別作業を見ながらゆっくり進みます。畝もカーブしているのがわかります。

↓大学生の息子さん(写真左)が帰省中で手伝ってくれているんだそう!

↓奥様がハートの形のじゃがいもを発見❤ カメラに見せてくれました♪

↓異物がはさまった模様。すぐに止めて確認します。

↓粒ぞろいのじゃがいもがどんどん貯まっていきます。

↓さあ、お待ちかね!コンテナにいれていきます。

↓最初はゆっくり優しく、そしてテンポよく。


 
―10月頃まで収穫が続きますが『じゃがいもDiary』をご覧の皆さんにメッセージをお願いします!
無事に収穫が開始できてホッとしています。おいしいじゃがいもの食べ方は?と聞かれるのでお伝えすると(笑)、そのまま蒸かしてと言いたいところですがジャーマンポテトが好きかな(笑)。家族、仲間とおいしいじゃがいも収穫して届けますので食べてください!

↓ご家族とご近所で協力しあうお仲間の皆さん。(作業を止めて記念撮影させていただきました)

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収穫真っ盛り!の大繁忙期にお邪魔したにも関わらず、いろいろなお話をありがとうございました!
谷さんのじゃがいものポテトチップスに出会うのが楽しみです!
 
もうひとつ、新情報!
津別町の道の駅で紹介した人気の「クマヤキ」。中身のあんこは谷さん家の小豆を使っているのだそう!
―ぽろしり、クマヤキ、津別町―

コメント(1)

  • 投稿者 | じゃがいも
    空がきれいでね!
    たくさん収穫できますように

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