品種開発
Pass the potato baton ロゴ

品種改良に必要なバトン。

好奇心
  • カルビーポテト株式会社
    馬鈴薯研究所 所長
  • 森 元幸
STORY ザ・ポテト

ザ・ポテトとして目指した商品をお届けする為、
最適な品種としてアンドーバー・スノーデン・オホーツクチップの
3品種を厳選しています。
今回のポテトバトンはその品種について、
品種開発に長年取り組まれている
カルビーポテト馬鈴薯研究所の森さんにお話を伺いました。

森 元幸さん インタビュー写真1

新品種ができるまでは、約10年かかる仕事

“新しい品種を作るという仕事は、品種と品種を組み合わせて育ててみるという単純なものではありません。まずはじめに「こういう品種を作ろう」という目標を立てて、目標に近づける可能性を持つ品種と品種を組み合わせて種を作ります。ですが、必ずしもその種が目標に近いものではありません。
だいたい2万通りの種の中から、約10年かけて目標に近い1つの種類を見つけていきます。親が同じでも、子どもは同じように生まれません。兄弟でも顔や性格が異なるように、馬鈴薯の種たちも一つひとつ違います。その兄弟が最初2万通りいるようなものですね”

馬鈴薯を作る側、使う側の要求を満たすもの

“では、その目標はどのように作るかです。私たちの開発する馬鈴薯は、カルビーの商品になりお客様に買ってもらうことが最終地点です。その過程で、契約農家のみなさんは収穫する量が多ければ収入が増えるわけですし、貯蔵に有利な品種であれば長い間商品に使用できる、また工場での加工のしやすさ、そして商品になった時のおいしさや食感など、それぞれの要求を満たしていくことが目標となります。
契約農家さんにとってもいい、貯蔵や工場にとってもいい、そしてお客様も喜んでいただける品種を目指していくのです。すべては品種開発にかかっていると言えるかもしれません。”

森 元幸さん インタビュー写真2
森 元幸さん インタビュー写真3

ザ・ポテトの品種について

“カルビーで使用している馬鈴薯の特徴は、貯蔵中にブドウ糖・果糖の含量があまり増えないこと。それで、油で揚げても焦げにくい商品を作ることができます。その中でもトヨシロ、スノーデン、きたひめ、アンドーバー、オホーツクチップ、そして新品種のぽろしり等がありますが、それぞれ栽培する場所の特性や契約農家さんの畑の予定に合わせて使い分けをします。一方で商品を作る側はとしては、貯蔵の期間、そして商品の特徴に合わせてどの品種を使うかを決めるのです。
ザ・ポテトに使っているスノーデン、アンドーバー、オホーツクチップは、商品が目指したパキッとした食感や口どけを考えてこの品種が選ばれたのだと思います。”

将来の芽は、今の生活がどう変わっていくか

“先ほど新品種ができるまでには10年かかるとお話ししました。
その10年の間に求められるものも変わってしまう事もあります。ですから私たちは、今現在ある需要に対応することや、ニーズを追いかけるのではなく、需要を先取りしていき提案しなければなりません。将来の芽は、今の生活がどのようになっていくか考えることで芽生えてきます。
品種開発は、そこを考えながら好奇心を持って、一つの事を突き詰めていき、こだわる仕事をチームでやらなくてはいけません。そのチャレンジが商品を通じて、お客様につながればと考えています。”

※取材日(2020/06)現在

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