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NEW AREA
カルビーの新規領域についてカルビーが目指す新しい成長領域。
それが農業に関連する「アグリビジネス」と、
カルビーがこれまでも大切にしてきた「食と健康」です。
いずれもコーポレートメッセージ「掘りだそう、⾃然の⼒。」に繋がる2つ。
その概要を、ご紹介します。
AGRIBUSINESS
長年かけて培われた、
農業との関わりを深めるために
カルビーグループは、注力すべき新規領域として「アグリビジネス」と「食と健康」を定め、成長事業として将来性を模索しています。
中でも、英語で“農業”を指すアグリカルチャー(Agriculture)とビジネスを組み合わせた造語である「アグリビジネス」においては、私たちがこれまで培ってきた「ばれいしょ」の専門性を活かした、「自然素材プラットフォーム事業」の可能性を探っています。
例えば、さつまいもを扱うビジネスを指す「甘しょ事業」は、その1つです。
ばれいしょのノウハウを使い、
甘しょの可能性を拡げる
カルビーかいつかスイートポテト(株)は、茨城県かすみがうら市にあるさつまいも専門会社です。昭和42年に「さつまいも卸売問屋」として創業し、焼き芋販売業者向けに営業を開始。プロの厳しい要求に応える品質とサービスが高く評価され、現在では、国内最大級のさつまいもの取扱量を誇ります。
そんな「さつまいも(甘しょ)」は、カルビーがこれまで専門としてきた「ばれいしょ」と、製造や物流などバリューチェーン上の共通点が多いことが分かりました。そのため、「ばれいしょ」で培ったネットワークをグループ一丸となって活用することで、さらなる可能性が期待できます。
ばれいしょ事業と甘しょ事業が共通する
バリューチェーン
商品企画・開発
- 商品開発の多様化
- 独自の新品種開発・育成・
普及
調 達
- 仕入れ先の拡大と栽培
技術の改善、機械化の推進 - 貯蔵技術や管理技術の活用
生 産
- 製造コストの削減、品質
保証体制の構築
物 流・営業・販売
- 販路拡大
FOOD and HEALTH
社内外の知見を通じて、
「食のソリューションプラット
フォーム」を構築
「食と健康」領域では、健康志向を背景に注目の高まる「健やかなライフスタイル」に貢献する新たなビジネスモデルとして、エビデンスに基づいた「食ソリューションプラットフォーム」の構築を進めています。
検査や診断結果に基づいてパーソナライズされた食品の提案、専門家の知見を活用した継続しやすい仕組みづくりなど、自社製品のみならず総合的な食のソリューションを提供できるプラットフォームの確立に向け、外部機関や有望なスタートアップとの提携も強化していきます。
新サービス「Body Granola」
具体的な取り組みも、既に始まっています。2023年4月に開始した新サービス「Body Granola」は、その1つです。個人の腸内環境を検査し、一人ひとりにパーソナライズされたグラノーラをお届けするD2C(中間流通業者を通さず、自社のECサイトを通じて顧客に直接製品を販売する)サービスです。
また、このサービスは、株式会社メタジェン(研究開発支援)と株式会社サイキンソー(腸内フローラ検査・解析)との共同事業であり、今後はこうした社外の企業・機関との連携を増やしていく予定です。
総合的な
食ソリューションプラットフォームの構築
生活者の状態を把握
パーソナライズ継続させる仕掛け
デジタル×ヒューマンタッチ
選択肢の拡充
多彩なソリューションNEXT Calbee & Beyond
(アグリビジネス・食と健康など新規領域を指す)
売上高比率5%