Ishida Takaaki

Ishida Takaaki

研究開発本部 開発1部
2016年入社
先進理工学部化学・生命科学卒

つくるのは、
“喜び”を生み出す
まだ見ぬ新商品

PROFILE

研究開発本部開発1部で、ポテトチップスの開発業務に携わる。仕事上の目標は、担当している新商品を全国展開まで到達させること。そのために必要な課題の解決に、日々取り組んでいる。

01日本と世界を駆け回る開発者

商品の“新しい可能性”を発見する

研究開発本部開発1部は、カルビーの看板商品であるポテトチップスの開発業務を担当している部署です。マーケティング担当との商品設計、工場での生産、品質向上等、さまざまな関連部署と連携し“おいしい製品”を届けられるように取り組んでいます。ポテトチップスは年間に数百種類が販売されており、その中で私が担当しているのは、ポテリッチ、ポテトチップスギザギザ、ポテトデラックスなど、いわゆる“厚切りポテトチップス”の開発。開発と聞けば、キッチンでひたすら試作をするイメージをされるかもしれませんが、実際は国内外への出張も数多くあります。商品に使用する原料の選定に加え、現地メーカーを視察するために世界中の国々へ出張するなど、アクティブに駆け回っています。
仕事をする中で最もやりがいを感じるのは、やはりお客様から「おいしかったよ」と言っていただける時です。基本的に開発者は裏方でありお客様と接する機会は少ないのですが、その分ポジティブな感想をいただけた際は本当に嬉しく思います。また、最近ではSNSで食べた感想を発信してくださる方も多く、お客様の投稿を見ることがモチベーションの一つになっています。もちろんポジティブな感想だけではありませんが「自分が開発した商品を食べてくださっている方がいる」と思うだけで、やりがいにつながりますね。

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02おいしいかどうかは、結果が語る

おいしいかどうかは、結果が語る

食品開発は“おいしい”ということが大前提ではありますが、この“おいしい”という感覚は個人差がある上、さまざまな要素が複雑に絡み合ってつくられるものです。きちんとターゲットを定めて開発をした製品でも、お客様にとっておいしいものになっているかどうかは、発売されてからでないと分かりません。“自分が狙ったおいしさ”と“お客様が感じるおいしさ”のギャップをいかに埋めていくかが、この仕事の難しくも面白いポイントであると思います。また、お客様の嗜好は時代によって変化していくものです。時代の機微を捉え、市場を読み、どんな商品だったら喜んでいただけるのかを試行錯誤することが大切です。そう考えると “常識を疑える人”や“なんでもやってみる人”は、この仕事に向いているのではないかと思います。これまでの常識にとらわれずに、新しい一歩を踏み出していく。そして、自分が開発する商品に対して強いこだわりを持つ。それらが化学反応を起こした時 “売れる商品”ができるのだと思います。
“売れた”は“喜んでいただけた”と同義。「自分が開発した製品で、誰かが喜んでいる」という感動こそが、開発者の原動力です。自分が担当した商品を全国展開させ、日本中、世界中で感動を生み出せるよう、これからも追い求め続けたいと思います。

1DAYSchedule

8:30
出社、その日の予定とメールをチェック
9:00
ポテトチップス新味の試作
11:00
ミーティング用の資料作成
12:00
昼休憩
13:00
ミーティング用の資料作成
14:00
新規商品開発に向けた試作
18:00
退勤