Sakamoto Takahiro

Sakamoto Takahiro

購買本部 馬鈴薯対策室
2012年入社
生物資源環境科学府資源生物科学専攻卒

海も言語も越え、
素材の恵みを
くらしへ届ける

PROFILE

カルビーの馬鈴しょの調達を担う、購買本部馬鈴薯対策室に所属。一年の約1/3をアメリカで過ごし、現地の生産者と共に馬鈴しょの品質や調達量を確認・調整する。

01カルビーの商品に欠かせない“馬鈴しょ”を担う

カルビーの商品に欠かせない“馬鈴しょ”を担う

カルビーの商品づくりに必要となる馬鈴しょを(1)高品質で(2)使用するタイミングに合わせて(3)適切な量を調達することが、馬鈴薯対策室のミッションです。安定して調達するため、国内の馬鈴しょはグループ会社のカルビーポテトと協力しながら、海外の馬鈴しょは現地のサプライヤーのもとへ直接出向き、それぞれ調達量を確保しています。
そんな馬鈴薯対策室での私の仕事は、アメリカ産の馬鈴しょを調達すること。一年の約1/3はアメリカへ出張し、現地の生産者のもとへ一人で赴いて馬鈴しょの収穫状況や品質を確認しています。海を越え、言語の壁も越えて“畑から工場まで”関わるこの仕事は、国内外で事業を展開するカルビーならではのダイナミックな経験ができるもの。日本の工場までの輸送調整を含めほぼ一人でおこなうため、豊かな経験が身に付きます。また、出荷する馬鈴しょの確認や選定、輸出の調整など、現地でおこなうほとんどの判断は私に任されているので、即決即断や的確な指示出しを求められる場面が多く、どんな状況でも冷静に考える必要があります。もちろん農家とのコミュニケーションは英語ですので、一定の語学力も必要です。

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02時には真っ黒になりながら、素材のために汗をかく

時には真っ黒になりながら、素材のために汗をかく

海外出張時の入国審査官や取引先で働いているワーカーから「お前は、日本の何という会社から来たんだ」とよく聞かれます。その際に「ポテトチップスメーカーのカルビーだ」と答えるのですが、決まって「なんだそれ、知らねえ」と言われてしまいます。日本では多くの方に愛される商品をつくっている私たちですが、海外での知名度はまだまだ。5年後、10年後には、国外でも「ああ、あのカルビーね」と言われるよう成長しなければと、その言葉を聞くたびに感じます。
私が担当する業務では、かなりの量の馬鈴しょを担っています。そのため、調達する馬鈴しょの品質や調達状況が工場の生産性・利益を左右することはもちろん、商品を楽しみにしてくださっているお客様にも影響する可能性があります。だからこそ、常に品質の良い馬鈴しょを調達し、関わるすべての方々に喜んでいただける仕事をしなければといつも肝に銘じています。時には農家で真っ黒になりながら作業をすることもありますが、それもこの仕事の醍醐味の一つ。海外で仕事をすることに興味があり、様々な立場の人と適切にコミュニケーションが取れ、泥だらけになることに厭わない方ならきっと楽しめると思いますよ。

1DAYSchedule

8:30
ホテルにて日本からのメールチェック
9:00
生産者の畑へ行き収穫状況の確認
11:00
倉庫で収穫した馬鈴しょの入庫状況確認
12:00
昼休憩
13:00
収穫した馬鈴しょの品質検査
15:00
生産者とディスカッション
17:00
ディナー&ホテルに移動

※アメリカ出張時