Hayashida Yuki

Hayashida Yuki

生産カンパニー SCM本部 東日本物流部 宇都宮物流課
2011年入社
機械工学科卒

ものづくり全体を
加速させ効率化する、
計画をつくる

PROFILE

SCM本部で、ものづくりから販売のプロセスにおける効率化を担う。他部署とも積極的にコミュニケーションを取り、柔軟な思考で新しい発見をしながら改善活動をおこなっている。

01結果が“数字”で残るという、やりがい

結果が“数字”で残るという、やりがい

SCM本部では、調達・製造・物流・販売・サービスといった、ものづくりから販売のプロセス(サプライチェーン)における情報の流れを整理統合し共有することを通じて、全体の効率化に向けた取組みをおこなっています。その役割は、お客様からの受注エントリーや在庫の確認・調整をする『受注・出荷管理』、生産計画に対して必要な資材を発注する『資材発注管理』、得意先への配送効率の改善や商品倉庫の最適化など物流全般の改善活動をおこなう『物流環境改善活動』、そして私が主に担当している『在庫・生産のコントロール』の4つに分けられます。この『在庫・生産のコントロール』とは、いわば商品の“需要管理”のこと。販売先のトレンドや特売情報などをもとに出荷計画を立て、過不足のない在庫計画を立案し、商品ごとに異なる生産制約を考慮した生産計画を作成する仕事です。出荷計画の実績が想定よりも上振れしたり、下振れしたりした場合には生産調整をおこない、適正在庫となるようにコントロールします。また「どの商品をどこの工場でつくるのが最適なのか」といった、生産や物流コストの観点からの検討もおこなっています。
在庫の鮮度率や欠品数、終売後の資材の残数など、予想した計画の結果がすべて数字で残るのが、この仕事の特徴です。自分で考え、実行し、その結果がはっきりと見えることにはやりがいを感じますね。

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02仕事の本質を見つめ、最善の計画をつくる

仕事の本質を見つめ、最善の計画をつくる

気候の変動やトレンドの移り変わりなど、様々な要因で“想定外”が起きやすいということもこの仕事の特徴です。例えば、いまはSNSが流行しているため、何かの拍子で商品が話題となり、予測を超えた動きをすることがよくあります。その変化への対応を自分で決めなければならない場面に出くわすことも多いので、変化に柔軟に対応でき、自分で物事を決めるのが得意だという方には向いている仕事だと思いますね。
また、生産計画を作成するということは、商品を販売する販売部門と、商品をつくる製造部門の間に立つということです。いわば“売る側”と“つくる側”を、生産計画で結びつけるのですが、対極の意見が飛び交う中で最善の計画をつくることは難しいですし、判断に迷ってしまうことも多々あります。しかしながら、そんな時に思い返すのは「私たちの仕事は、販売部門のためでも生産部門のためでもなく、カルビー商品を食べてくださるお客様のためにあるのだ」という上司の言葉。これからもその本質を常に考え続けながら、より多くの方にカルビー商品を楽しんでいただきたいと思っています。間に立つ難しさはありますが、他部署の方と関わり、さまざまな考え方に触れることで自分の視野は大きく広がり続けているのも事実。これからも積極的にコミュニケーションを取り、成長していきたいと思います。

1DAYSchedule

8:30
出社
9:00
前日の出荷・生産実績確認、生産計画変更
10:00
生産計画変更に伴う資材納品数の変更
11:00
遠方ルートの当日受注確認
12:00
昼休憩
13:00
製造現場と生産計画についての打合せ
14:00
近辺ルートの当日受注確認
16:00
マーケティング部門と打合せ
17:00
退勤