Mitsuhashi Hironobu

Mitsuhashi Hironobu

マーケティング本部 流通1部 1課
2010年入社
文学部英米文学科卒

変わらずに
あり続けるために、
変わり続ける

PROFILE

コンビニエンスストア向けの商品企画を担う流通1部1課で、ポテトチップス コンソメWパンチの商品企画およびブランディングを担当している。

01ロングセラー商品の、さらなる未来を目指して

ロングセラー商品の、さらなる未来を目指して

私が所属しているマーケティング本部流通1部では、コンビニエンスストア向けの一般商品や専用商品の商品企画を中心に、これまでにない新規商品や新包装形態の企画、上市に向けた設備検討や提案をおこなっています。開発や購買、営業、物流、生産、品質保証、広報など幅広い関係部署と積極的に連携していく当部署は、いわば“旗振り役”。自らと異なる強みや視点を持った相手へのリスペクトを大切にしながら、あらゆる知見をうまく吸収し、お客様のニーズに応える商品づくりをおこなっていきます。
私自身の仕事は、大きく分けて3つあります。まずはポテトチップス コンソメWパンチの商品企画およびブランディング。ロングセラー商品であるポテトチップス コンソメWパンチが、より多くのお客様にもっと長く愛され続けるブランドへと進化していけるよう、関連商品の販売やブランドのリニューアルなど、包括的なブランディングをおこなっています。
次に、担当企業向けの専用商品の企画です。“担当のコンビニエンスストアへ来店するお客様向けの商品づくり”をテーマに、取引先との密なコミュニケーションをベースにしながら、他社にないような商品づくりを目指しています。これらは商品企画の仕事という点では同じですが、見るべき視点や進め方が全く異なります。
最後が、環境配慮の観点を踏まえた新包材の選定および設備設計です。SDGs(持続可能な開発目標)の一つである“環境の持続可能性確保”への対応として、ポテトチップス商品の容器形態をより環境にいいものへと進化させています。包装容器の選定から設備の選定まで、新しい容器形態の確立へ向け、ゼロベースで設計しています。

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02時代と他者に耳を傾け、自らを変化させていく

時代と他者に耳を傾け、自らを変化させていく

スーパーやコンビニエンスストアの店頭を見れば、おいしい商品が溢れかえっています。だからこそ、ただおいしい商品をたくさんつくるだけではなく、その先にある“多様化したニーズ”を見極め、それらを顕在化できる新たな商品づくりが大切だと考えています。これまでの“売れる商品の方程式”が通用しなくなりつつある現代だからこそ、過去の様式美を踏襲するのでなく、時代の流れを見極めながらさまざまな意見を取り入れた“真の価値提供”こそが重要だと思うのです。
こうした考えの礎となったのは、若手から中堅に差し掛かろうとする頃の異動に際して、先輩からかけていただいた一言です。「できることが多くなって“自信が頑固に変わる危険”がある時期だから、謙虚さを忘れずに頑張って!」というその言葉を通じ、他者の意見を受け入れて変化させることこそが、巡り巡って自分自身の成長につながるのだと確信しました。経験を通じて持論が形成されていくことは成長の過程で当然のことではありますが、その持論を自分の正義として常に他者に振りかざしてしまうことは、摩擦や軋轢を生むもの。コミュニケーションを通じて自らを更新し続けてこそ、あらゆる関係部署の方の力を合わせることができるのだと感じています。
商品企画に携わっている以上、夢は大きく“後世に語り継がれる商品をつくること”です。また、同時に次代を担う人を育成できたらとても嬉しいですね。自分が還暦を迎える時に、後輩から“赤いちゃんちゃんこ”を贈ってもらえるような存在になれるよう、頑張りたいと思います。

1DAYSchedule

9:00
出社、メールチェック
9:30
新商品Aの味作りについて開発と打合せ
10:00
新商品Aのデザインをデザイナーと打合せ
10:30
新商品Bのコンセプト検討、資料作成
12:00
昼休憩
13:30
取引先でデザイン・味について商談
16:30
帰社後、商談の振り返り
17:30
メールチェック、各種作業
18:30
退勤