2015年8月6日


北海道優良品種に登録!
カルビーグループ初の自社開発品種
加工用ジャガイモ「ぽろしり」を2016年より作付け開始

 カルビー株式会社のグループ会社であるカルビーポテト株式会社(本社:北海道帯広市、代表取締役社長:細川嘉彦)は、北海道優良品種(2015年2月登録)で、自社開発品種の「ぽろしり」を、2016年から北海道を中心に普及を進めます。「ぽろしり」は、シストセンチュウやそうか病に抵抗性があり、ポテトチップス等のスナックにも最適な新品種です。2016年度は契約農家を中心に約200haの作付けを見込んでいます。
 2003年に「ノーキングラセット」を母、「Pike」を父として人工交配を行い、育成した品種です。
 ジャガイモシストセンチュウは大幅な減収をもたらす懸念があり、そうか病は、外観品質の低下を招き、商品価値が損なわれます。これらへの抵抗性を兼ね備えた加工用品種が求められてきました。今後も引き続き北海道を中心に普及を進める予定です。2018年度には約500haの普及を見込んでいます。

ぽろしり 塊茎と地上部


開発者 カルビーポテト(株) 津山 睦生のコメント

新品種の開発には10年以上の長い年月が必要です。その長い年月を経て、今回カルビーポテトの育成品種として初めて「ぽろしり」が北海道優良品種に登録されました。今後はこの「ぽろしり」が広く普及することを期待するとともに、品種開発も継続し、農家さんや消費者のみなさんに喜んでいただける品種を開発していきたいと思います。

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