マテリアリティ
企業を取り巻く環境を見ると、気候変動や資源枯渇などの環境問題をはじめ、サプライチェーン上の労働負荷の問題、人権問題などの多岐にわたる社会課題があります。カルビーグループが将来にわたって経済活動を継続するためには、このようなさまざまな社会課題をベースに企業活動への影響を認識・評価し、取り組むべき経営課題を明確にする必要があります。
カルビーグループはマテリアリティにおいて決定した重点テーマに取り組むことをサステナビリティ経営の中心戦略としています。2020年5月にマテリアリティを特定し、サステナビリティ委員会がその推進の中心となり、各分科会が戦略の実行を担っています。マテリアリティは、「ステークホルダーにとっての重要度」と「自社における重要度」の二つの側面で特定しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大やウクライナ情勢の変化、地球温暖化による災害の激甚化、気候変動と表裏一体である生物多様性の取り組みへの必要性の高まりなど、カルビーグループのサステナビリティ経営に影響をおよぼす可能性のある外部環境の変化が起きています。このため、2022年マテリアリティの見直しを行い、新たに5つのマテリアリティを再特定しました。
マテリアリティマップ
自社における重要度 | |||
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ステークホルダーにとっての重要度 |
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サステナビリティ経営の推進体制
2019年12月に、アドバイザーとして外部有識者を含めた体制で「サステナビリティ委員会」を設立しました。サステナビリティ委員会では、カルビーグループのマテリアリティの決定と、各分科会で推進する重点テーマのロードマップの審議および進捗状況のレビューを行っています。また、その内容を取締役会に定期的に報告しています。
報告
テーマ特定・
モニタリング
戦略決定・
進捗報告
マテリアリティに基づく重点テーマと主な施策
- 製品フードロス削減目標および実績は(株)ポテトかいつかを除くカルビー国内グループを対象、その他の指標はカルビー(株)を対象
- ※1 栄養強調表示の基準値(食品表示基準第7条第1項 別表第12、第13)
- ※2 カルビー・スナックスクール、工場見学、お菓子コンテストなどの食育活動
PDFでもご覧いただけます。
マテリアリティ特定/見直しのプロセス
マテリアリティ特定・見直しのプロセスについては、下記よりご覧いただけます。