人々の健やかなくらしと多様なライフスタイルへの貢献
消費者意識の多様化に応じた新たな価値提供
商品を通じたサステナブルな価値の提供、食の楽しみ方や正しい食の知識、地球環境の大切さを共有する「フードコミュニケーション活動」など、ステークホルダーとのつながりを深めていきます。
主な取り組み
環境コミュニケーションを通じた価値提供
環境や人権などの社会課題に配慮した商品への意識や要望が高まっています。カルビーグループでは、環境や人権に配慮した取り組みをお客様に伝えるため、環境コミュニケーションを通じた価値提供を進めています。
該当の商品パッケージに「RSPOラベル※1」や「バイオマスマーク※2」、FSC®認証紙を用いた段ボールやカートン紙の外箱商品に「FSC®認証マーク※3」といった環境ラベルを表示しています。また、2022年9月よりパーム油を取り巻く社会課題とカルビーの取り組みに関する動画を公開しています。今後も環境コミュニケーションによるお客様への情報共有を進めていきます。
- ※1 RSPOラベル:Roundtable on Sustainable Palm Oil(持続可能なパーム油のための円卓会議)サプライチェーン認証を取得し、規則に則り使用が許可されたものに限り付与されたマーク。持続可能なパーム油の生産に貢献していることを表す。
- ※2 バイオマスマーク:生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が関連する法規、基準、規格などに適合している環境商品の目印。(一般社団法人日本有機資源協会)
- ※3 FSC®認証マーク:責任ある森林管理のマーク(Forest Stewardship Council®森林管理協議会)
フードコミュニケーションの進化・深化
食の楽しみ、正しい食の知識、地球環境の大切さを共有する「フードコミュニケーション」を通じて、あらゆる世代の方との対話を進めています。
食育授業
子どもたちが、食習慣について自分自身で気づき・考え・行動できるようになってほしい。そうした想いを込めて、楽しく学び体験できるプログラムとして「カルビー・スナックスクール」、「朝ハロしよ!教室」を提供しています。
加えて、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルにおける中高生向け「SDGs学習プログラム」や、ARROWS社と共同制作した小学生向け教材「ポテトチップスから学ぼう!未来へつなぐ食料生産」の提供など、外部連携によるコミュニケーションにも取り組んでいます。
食育授業の様子
中高生向け「SDGs学習プログラム」の様子
小学生向け教材「ポテトチップスから学ぼう!未来へつなぐ食料生産」
工場見学
「ものづくりの魅力」を体験できる工場見学を、国内の3工場(北海道工場・清原工場・広島みやじま工場)で実施しています。
来場とオンライン、それぞれの特性を活かしたハイブリッド型の運用により、多くの皆さまにお楽しみいただける機会を提供しています。
お菓子コンテスト
ものづくりの楽しさを子どもたちに知ってほしいという想いから、お菓子のアイデアを募集する「お菓子コンテスト」を2011年より実施しています。第13回(2024年3月期)のテーマは「地球にやさしいお菓子」。1,200点を超える作品から選ばれた上位2作品がR&D開発担当者によって再現されました。
お菓子コンテスト受賞作品