商品を通じた貢献
健やかさと多様なライフスタイルへの貢献
カルビーグループを取り巻く事業環境は、国内の少子高齢化、単身世帯の増加などの社会構造の変化や、デジタル化の進展、健康意識の高まりなどが見られ、お客様のライフスタイルや食の楽しみ方も多様化しています。カルビーグループは自然素材の持つ力を活かして栄養バランスを意識したカラダ想いの商品を提供し、お客様の多様なニーズとライフスタイルをサポートしていきます。
目標(KPI)と実績
目標と進捗
販売商品の塩分相当量※
-
目標
2024年3月期
20%削減
(2019年3月期比)
-
実績
2021年3月期
5.4%削減
(2019年3月期比)
※販売した全商品重量に占める、販売した全商品の塩分含有量
タンパク質を多く含む商品売上構成比※
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目標
2024年3月期
10%
-
実績
2021年3月期
4.8%
※総エネルギー摂取量に占めるタンパク質の構成比が13%以上のもの
重点テーマ
健やかさに配慮した商品の提供
主要商品における塩分量の削減
多様化する食生活のなかでも、健やかなくらしのために適正コントロールすべき栄養素として、カルビーでは塩分に着目しています。お客様の健康に資する商品を提供するため、主要商品の塩分量の削減に取り組んできました。2019年6月には「ポテトチップスうすしお味」の塩分を従来品と比べて5%削減、2020年2月には「かっぱえびせん」の塩分を従来品と比べて30%削減してリニューアルしています。今後もおいしさと楽しさ、そして健康的な商品を提供するため、塩分量の削減に取り組んでいきます。
2019年にリニューアルした「ポテトチップスうすしお味」(左)
2020年にリニューアルした「かっぱえびせん」(右)
タンパク質を多く含む商品の展開
カルビーでは、PFC(Protein:タンパク質、Fat:脂質、Carbohydrate:炭水化物)をバランスよく摂取できる商品の拡充を図っています。そのうちタンパク質は、健やかなくらしのために不可欠ですが、不足しがちな栄養素です。そこで、タンパク質を多く含む商品として、そら豆を丸ごとフライした「miino(ミーノ)」や「グラノーラプラス プロテインin」などの商品を展開しています。今後も多様な商品ラインナップで、栄養バランスを考えた商品を提供していきます。
miino(ミーノ)(左)
グラノーラプラスプロテインin (右)
Plant Based Lifestyle Labへの参画
「Plant Based Lifestyle Lab」は、植物性食品を取り入れた新しいライフスタイルの啓発・普及によって、人々の健康増進や環境問題等の社会課題解決に寄与することを目指す団体です。株式会社パソナグループ、カゴメ株式会社、不二製油グループ本社株式会社など計15社が連携し、2021年3月に設立しました。カルビーも、「健やかさ」に配慮した新規領域を探求すべく参画しています。
お客様との共創による商品開発
変化するライフスタイルにあう商品を作るためには、お客様の声を聞くことが大切です。カルビーはお客様相談室に寄せられた声をもとに、より良い商品づくりに努めています。「フルグラ」では糖尿病の方や糖質を気にされるお客様の要望から、「フルグラ糖質オフ」という商品を発売しました。
お客様の声から開発された「フルグラ糖質オフ」
8つのマテリアリティ
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商品を通じた
貢献 -
サプライチェーンを
通じた貢献 -
地球環境・
コミュニティへの貢献 -
経営基盤の
確立