働き方の多様性への対応
カルビーグループでは、従業員一人ひとりが、自ら選択し、そして効率的に生産性高く働くことを目指して、1991年から各種制度の導入、取り組みを実施しています。より柔軟な働き方を支援・推進することで、企業を支える多様な人財が、働きがいを感じながら能力をいかんなく発揮できる環境づくりを進めています。
多様な働き方・効率的な働き方を支える取り組み
働き方改革の変遷

ハイブリッドワークへの移行
カルビーでは、2025年より、モバイルワークと出社を柔軟に組み合わせ、仕事の目的や成果から逆算して、働く場所や時間を自律的に選択する「カルビーハイブリッドワーク」へ移行しました。
コロナ禍を経て、オフィス勤務者がモバイルワークを活用した業務遂行が可能であることを確認したと同時に、リアルコミュニケーションの重要性をそれぞれが実感し、出社し、チーム内外で対面で活動することが増えてきました。
ハイブリッドワークにより出社とモバイルワークのそれぞれの強みを活かしながら、上司・メンバーともにリアルコミュニケーションを選択しやすい環境を実現しました。チームや個人が自律的に働く場所と時間を選択し、成果の最大化を目指します。
積極的なリアルコミュニケーションで、組織を活性化するオフィス
モバイルワークは多様な従業員のライフと仕事の両立を支援するための有効な手段である一方、リアルな場での業務遂行やコミュニケーションは、組織やチームの一体感を醸成するとともに、成果の最大化に大きく貢献すると考えています。そのため「カルビーハイブリッドワーク」への移行に伴い、本社オフィスを増床・リニューアルしました。自らが積極的にリアルコミュニケーションを選択できる場として、オフィスを「社内外問わず組織を越えて成果を生みだす空間」と位置づけ、活用しています。


本社オフィス
多様な働き方を支援する制度
主な制度 | 内容 |
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モバイルワーク | 2014年に在宅勤務制度として運用開始。2017年に場所・回数の制限を撤廃 |
リターンエントリー | ライフイベントやキャリアアップなどで退職し、再入社を希望する場合に、優先的にチャレンジできる |
フルフレックスタイム | 1991年から導入。2020年7月よりコアタイム(必ず勤務する時間帯)を廃止 |
社員申請型遠隔勤務制度 | 所属する組織の拠点に住居を構えずとも、モバイルワークを基本とした働き方で業務遂行に支障がないと会社が判断した場合に、出張もしくは最寄りの事業所で働くことができる |
健康推進への取り組み
カルビーグループでは、従業員の健やかな心と体づくりを推進しています。
従業員が自身の健康に関心を持ち、健康維持・増進に向けて主体的に行動することを目指し、健康リテラシー(知識・行動)を高める施策を実施するとともに、医療職が積極的に関わり、専門的支援を行っています。
カルビーグループ健康経営

カルビーグループは、企業の成長には従業員とその家族の健康が不可欠との考えから、2016年より健康経営に本格的に着手し、心とからだの健康を支援する取り組みを進めています。従業員が心身ともに健康で豊かな人生を歩み、やる気とチャレンジ精神を持って、明るくイキイキと働ける「健康企業」を目指します。
健康経営推進体制
カルビーグループの健康経営は、健康宣言に基づき、健康推進部門が中心となり、推進しています。「上司/職場」「事業所担当者」「産業医/産業保健師」、そして「カルビー健康保険組合」が連携し、従業員一人ひとりがイキイキと活躍するための仕組みづくりに取り組んでいます。
体制図

一次予防
健康維持、健康増進など、プレゼンティズム改善につながる取り組み
ヘルス リテラシー向上 |
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メンタルヘルス 対策 |
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禁煙対策 | 2017年5月に「禁煙宣言」を発表し、就業時間内全面禁煙。2021年4月より敷地内全面禁煙を開始 |
過重労働対策 | 所定外労働月45時間、80時間以上の対象者を月次レポート |
女性のための 健康 |
関係部門と連携して、情報発信を実施 |
感染症対策 |
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二次予防・三次予防
疾病の早期発見・早期予防、重症化予防など、アブセンティズム削減につながる取り組み
定期健康診断・ 人間ドック |
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ストレスチェック |
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復職支援 |
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病気と仕事の両立支援 |
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休職から復職へのしおり

もしも、がんになったらガイドブック
「健康経営優良法人2025」に認定
