地球環境への配慮

循環型社会の推進

カルビーグループは、自然の恵みを大切に活かした事業を展開する上で、農産物や水資源等を有効活用しています。また、廃棄物については可能な限り削減し、利用可能なものはリサイクルすることに取り組んでいます。環境負荷を低減するための施策を進め、資源保全・循環型社会の実現を目指します。

主な取り組み

製品フードロスの削減

2021年度は11.8%の削減を行いましたが、2022年度は原材料の品質不良などにより、製品フードロスを増やす結果となりました。 特に上半期は品質不良が集中したため、即時対策を講じ下半期は効果が認められています。
カルビーグループは、原材料の品質向上のために、サプライヤーと品質情報を共有し、協働して取り組みを行います。カルビー工場内においては、生産における各製造工程の総点検、カルビー規格基準値に則ったオペレーションの強化、品質強化を目的とした設備の導入を行い、品質不良による製品フードロスの削減に取り組みます。

3R※1の推進

カルビーグループは資源循環型社会の実現に向けて活動しています。廃棄物にならないようロスの削減に取り組み、有効利用を行い、減容化を進めています。排出量の多い排水処理から発生する汚泥及びばれいしょから発生する動植物性残渣(生ロス)※2及び廃棄するものについては水分量を減らす減容化の取り組みを進め、廃棄物量の削減を進めています。

2022年度は、原材料品質不良ならびに生産量の増加により、廃棄物排出量が1.9%(2019年3月期比)増加しました。

  • ※1 Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)
  • ※2 ばれいしょの製品化できない切削屑や皮などの総称

廃棄物総量の経時変化

廃棄物総量の経時変化のグラフ

アルミ蒸着フィルムの再資源化開始

カルビー清原工場で廃棄されるパッケージフィルムは、東和ケミカル株式会社の有するアルミ蒸着フィルム再資源化の特許技術によってリサイクル加工し、プラスチックとして再資源化しています。カルビーがこの技術を採用するのは初めてです。今後、本取り組みの効果を検証しながら、適用範囲の拡大を検討していきます。

<リサイクル工程>

  1. カルビーグループの工場で出る使用済みアルミ蒸着フィルムを回収
  2. 東和ケミカルの工場にてリサイクル材料(ペレット)に変換
  3. リサイクル材料(ペレット)をコンテナやパレットなどに加工

5つのマテリアリティ

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