2015年10月6日

朝食事業拡大に向けて「フルグラ」を大幅増産
清原工場(宇都宮市)内に新建屋建設・2ライン増設、来年4月稼働開始

工場写真

 カルビー株式会社は、朝食事業拡大に向けて、清原工場(栃木県宇都宮市)のフルグラ棟の南隣に新建屋を建設し、新たに「フルグラ」専用の2本のラインを増設します。建屋建設及びライン増設の投資額は約70億円となり、稼働開始は2016年4月を予定しています。今回の増設により、「フルグラ」の年間生産額は約350億円以上となります。

 「時短需要」や「減塩」といった健康志向の高まりを背景に、昔ながらのごはんやパン食に加え、第三の朝食としてグラノーラ※の市場規模はさらに広がると予測しています。当社は、朝食事業をスナック菓子に続き「第2の柱」と位置づけ、グラノーラ市場におけるNo.1※※のポジションを、より強固なものにすべく、さらなるブランド力の強化を図ります。

 ※グラノーラは、麦や玄米などの穀物加工品とココナッツ、ナッツなどを蜂蜜などのシロップや植物油を混ぜて焼き固めたシリアル食品です。
 ※※インテージSRIデータ:シリアル2014年1月~2014年12月売上金額

【設備投資の経緯】
 新しい2本のラインは、伸長を続ける当社の朝食事業において、基幹商品である「フルグラ」の安定供給を目指し、増設するものです。また、販売好調な「800gフルグラ」や、ヨーグルト市場での新たな商品展開も視野に、「フルグラ」ブランドの生産体制の拡充に対応していきます。

「フルグラ」生産設備増設概要

工場所在地 栃木県宇都宮市清原工業団地23-7
増強設備 新建屋:鉄骨造、地上3階建
着工 2015年4月
建屋竣工 2015年12月
稼働 2016年4月(予定)
増設ライン数 2ライン
年間生産額 約350億円以上
投資額 約70億円
主な製造商品(予定) 「フルグラ」
種類:主力商品の「800gフルグラ」を中心に生産

| toppageへ |

ページ上部へ

ページ上部