2020年9月16日

「カルビー ポテトチップス」は今年で誕生45周年!
環境に優しいブランドへ!5年ぶりにブランドパッケージ刷新
CO排出量削減に向けて12商品はパッケージサイズ変更
2020年9月下旬から順次切り替え発売

  • ポテトチップス ブランドパッケージ刷新

 カルビー株式会社は、今年でポテトチップス市場参入から45周年を迎えます。大きな節目を迎えるにあたり、さらに愛され続けるブランドを目指し、「カルビー ポテトチップス」ブランドのパッケージを5年ぶりにリニューアルします(2020年9月下旬から順次切り替え)。「うすしお味」「のりしお」「コンソメパンチ」など37商品(サイズバリエーション含む)のデザインを一新し、そのうち12商品(レギュラーサイズ60g、58g)は、二酸化炭素(CO)の排出量削減に向けてパッケージのサイズも変更します。

- リニューアルの経緯 -

 当社は1975年、現在の「うすしお味」の原型となる「カルビー ポテトチップス」を発売し、ポテトチップス市場に参入しました。その後、原料のジャガイモを安定的に調達するため、一大生産地の北海道にグループ会社「カルビーポテト株式会社」を設立。農家の方々と栽培契約を結び、二人三脚で、土づくりからポテトチップスに適したジャガイモの生育に取り組んでまいりました。
 素材へのこだわりに加え、商品鮮度を保つため、パッケージにアルミ蒸着フィルムを使用したり、パッケージデザインや味、食感を変えるなど、その時代のお客様のニーズに合わせた商品づくりを続けております。フレーバーも「うすしお味」、「のりしお」、「コンソメパンチ」などの定番のほか、地域限定や期間限定商品など、これまでに数千種類のフレーバーを展開。今では、年間100種類以上の新商品を販売し、たくさんのお客様に支えられております。
 この度、こうして成長してきた「カルビー ポテトチップス」が大きな節目を迎えるにあたり、さらに皆様に愛され続けるため、お客様はもちろん、地球にもやさしいブランドを目指してリニューアルする運びとなりました。昨今、国連が世界共通の持続可能な開発目標(SDGs)を提唱するなど、企業にはこれまで以上に環境に配慮した積極的な対応が求められており、自然の恵みを活かして事業を推進している当社にとって、環境負荷の軽減は重要な課題の一つです。当社は中期経営計画において、温室効果ガスの排出量削減を掲げており、今回のリニューアルはその一環です。主力商品の変革を大きな一歩に、持続可能な社会の実現を推進していきます。

- リニューアル5つのポイント -

1.サイズ変更による二酸化炭素排出量削減
レギュラーサイズ12商品(60g、58g)のパッケージフィルムサイズの横幅を20mm短くしました(横幅が200mm→180mm、縦幅230mm→260mm)。これにより商品輸送に使用する段ボールサイズが縮小でき、段ボール使用量削減、トラック輸送時の積載効率が向上します。段ボール製造における二酸化炭素排出量を現行比約11%削減、トラック使用台数を約9%削減できる想定です。

2.バイオマスインキの使用
パッケージに植物由来のバイオマスインキ(黒色のみ)を使用していることを記載しています。

3.“折りパケ運動”(カルビールビープログラム)のガイドラインを記載
当社は、2020年9月より商品のパッケージを折りたたんで捨てる“折りパケ”運動を推進するプロジェクト「カルビールビープログラム」を開始しました。「カルビー ポテトチップス」はこのプログラムの最初の対象商品であり、パッケージ裏面に折り方ガイドラインを掲載しております。
「カルビールビープログラム」の詳細は右記をご確認下さい。URL:https://www.calbee.co.jp/lbeeprogram/

4.売り場で探しやすいデザイン
従来のパッケージに比べてベースカラーを強調し、売り場で目立つシンプルなデザインとしました。ポテトチップスの写真は一枚一枚を見えやすく、より商品をイメージできるようにしました。

5.『ポテトチップス のりしお』は中身もリニューアル
「のりしお」は、シーズニングを改良し、塩味・うま味・風味を引き上げ、より食べ応えのある味わいにパワーアップします。


【『ポテトチップスうすしお味』パッケージの主な変遷】

    ポテトチップス うすしお味 パッケージ変遷

- 中期経営計画について -

 当社は2019年5月に、2030年への長期ビジョン「Next Calbee 掘りだそう、自然の力。食の未来をつくりだす。」を打ち出し、実現に向けた中期経営計画(2020年3月期~2024年3月期)を策定しました。重点課題の一つとして、「持続可能社会の実現」を掲げ、温室効果ガス総排出量30%削減(2030年までに)を非財務指標に様々な取り組みを推進しております。


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