2020年3月9日

TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同表明
~TCFDコンソーシアムにも加入~

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 カルビー株式会社は、このたびTCFD※1(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)による提言への賛同を表明し、賛同する企業や金融機関等の間で議論する場として設立された「TCFDコンソーシアム※2」に加入いたしました。加入は2020年2月28日付。

 カルビーグループは、2019年4月、「長期ビジョン(2030ビジョン)」の実現に向けた5カ年の「中期経営計画(2020年3月期~2024年3月期)」を策定し、「社会共創:持続可能社会の実現」を重点課題のひとつとして掲げました。当社グループでは、世界的な気温上昇が、原料である農産物の収穫や、生産・物流などのサプライチェーンに与える影響など、気候変動がもたらす中長期のリスクを想定し、持続的原料調達やサプライチェーンでの温室効果ガスの排出削減を推進していきます。当社グループは、持続的な地球環境の実現と事業活動の両立が、新たな事業機会に繋がると考えています。
 TCFDによる提言は、気候関連リスクと機会について情報開示を行う企業の支援や、低炭素社会へのスムーズな移行で金融市場の安定化を図ることを目的とした、国際的なイニシアティブです。当社グループの持続的成長と企業価値向上に向けて、自社のリスクと機会を分析し、対応することは有用であり、この度、TCFD提言に賛同するものです。今般の提言への賛同表明、並びにTCFDコンソーシアムへの加入により、提言に基づく自主的かつ積極的な情報開示を進めると共に、持続可能な社会の実現ともに新たな価値を提供し続けてまいります。

※1 気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD):Task Force on Climate-related Financial Disclosure の略。2016年に金融システムの安定化を図る国際的組織の金融安定理事会(FSB)が設立。
※2 TCFDコンソーシアム:TCFDに賛同する企業や金融機関などが、効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取り組みについて議論することを目的として設立された。

- カルビー株式会社について -

 カルビーグループは、「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します。」を企業理念としています。企業活動を通してこの理念を実践し、社会へ貢献することがグループの使命です。
 そして、2019年4月、「長期ビジョン(2030ビジョン)」と長期ビジョンの実現に向けた「次世代に続く成長への変革と挑戦」を基本方針とした「中期経営計画(2020年3月期~2024年3月期)」を策定しました。この基本方針の下、当社グループの持続的成長と持続可能な社会の実現を目指し、地球、地域、社会、経済など企業を取り巻く中長期視点での環境の変化と課題を捉え、社会(ステークホルダー)との共創により新たな価値を創造する「サステナブル経営」の実践により、当社グループの企業価値の向上へとつなげていきます。
https://www.calbee.co.jp/ir/management/vision/


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