研究成果
(学会発表・研究論文)

  • 学会発表

WEBを介して女性の不調に関する調査を行い、フルーツグラノーラを摂取する習慣のある人はそうでない人よりもQOLが高いことを確認
女性のQOLに関する調査結果
2015年日本補完代替医療学会において、カルビー株式会社研究部が発表。
2015.11.29

背景

女性のライフスタイルが大きく変化する近年、ストレスや忙しさなどで女性の心身に係る負担は増加し、様々な不調を抱えていることが一般に知られています。
また、ここ数年フルーツグラノーラの売り上げが増加しており、特に女性からの健康や美容に関する感想や体感が多く見られるようになってきました。

目的

女性の抱える不調について網羅的に把握するために調査を行いました。さらにフルーツグラノーラの摂取がQOL(*)に及ぼす影響についても検討しました。
*:QOL・・・Quality of Lifeの略。生活の質のこと。

研究内容

カルビー株式会社ホームページのマイページ会員(現:カルサポ!会員)を対象として、WEB調査(インターネットを介したQOL調査)ならびに試食調査を行いました。
図1


WEB調査は、『女性のためのQOL調査票』(株式会社LSTT製)を改変して使用しました。この調査票は70問の質問から構成されており、これらの質問を15のカテゴリ(顔、頭、目、口、四肢、睡眠、人間関係、生理痛、不安、疲労、心の健康、体の健康、食欲、冷え症、肩こり)に分類して解析しました。QOL関連の質問以外にも、年代やフルーツグラノーラの喫食頻度、アレルギーの有無などについて聴取しました。 WEB調査の際、フルーツグラノーラの喫食経験がない、または少ない人を対象に、フルグラ®の試食調査に参加していただける試食モニターを募集しました。対象者を選出する際には、便秘気味と感じている人とそうでない人の比が2:1となるように人数を調整しました。対象者にはフルグラ®を2週間分送付し、自由に摂取していただきました。

まず、QOL調査の結果です。20代~50代女性の3,224名分のデータを解析しました。
年代別にQOLの解析を行うと、年代により抱えている不調が異なることが把握できました。若年層は疲れている、イライラする、などの不調が目立つのに対し、50代では体調が良い、満足している、などの回答が目立ちました。

図2


続いて、女性の悩みに多い便秘について着目し、便秘気味と感じている人とそうでない人で分けて解析を行いました。便秘気味と感じている人は、そうでない人に比べて全体的にQOLスコアが低く、便秘ですか?の質問を除いた69問中64問で有意にQOLスコアが低いという結果でした。便秘気味の人は、お腹の調子や肌、体調など、全身の様々な部分により不調を感じていることがわかりました。

図3


フルグラ®の摂取頻度の切り口からも、解析を行いました。すると、月に1回以上フルグラ®を摂取している人は全体的にQOLスコアが高く、70問中21問で有意にスコアが高いという結果になりました。特に、幸福だと感じる、気力が湧く、生きがいを感じているなどのポジティブさや、健康的である、起床時に爽快感を感じる、吹き出物が少ないと感じるなどの体調の良さを感じている人が多く見受けられました。

図4


最後に、試食調査にご協力いただいた試食モニターのデータを試食前後で比較した結果を示します。便秘気味と感じている人111名、そうでない人58名の、計169名のデータを解析しました。
試食前と比べ、試食後は全体的にQOLスコアが高くなり、70問中39問で有意にスコアが高くなりました。また、便秘気味と感じている人の約半数で、便秘のスコアが改善しました。

まとめ

女性の不調について網羅的に調査した結果、以下の4点がわかりました。
・同じ女性でも、年代によって抱えている不調が異なること。
・便秘気味と感じている人は全体的にQOLが低いこと。
・フルグラ®を摂取する習慣のある人は、そうでない人に比べQOLが高いこと。
・フルグラ®を2週間摂取することで、QOLが改善すること。

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