進化する工場見学 —環境に配慮した取り組みをオンラインで紹介

カルビーグループは「フードコミュニケーション」を通じて、あらゆる世代の人々との対話を進めています。食の正しい知識や楽しさ、安全・安心に向けた取り組みを伝える活動です。今回は北海道工場にフォーカスをあて、「進化する」工場見学について、担当者の声を交えてご紹介します。

PROFILE

北海道工場 生産支援課 工場見学チーム

北海道工場の工場見学とは?

カルビーグループが使用するじゃがいもの多くが生産される北海道。カルビーの工場見学は現在、全国の3工場で実施しており、その一つが北海道工場です。ポテトチップスができるまでの様子をわかりやすくお伝えしています。

オンラインだからできる、“臨場感”のある工場見学

畑から届いたじゃがいもが、おなじみのポテトチップスに—。一連の製造工程を見られる工場見学は、カルビーグループの「安全・安心な商品づくり」をお客様に五感で感じていただける機会です。見学をきっかけにカルビーのファンになってくださる方も、少なくありません。ところが、2020年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で現地での工場見学は中止となってしまいました。

  • 花田「本当は実際に工場でお楽しみいただきたいのですが、お客様や従業員の安全・安心を考慮して、オンラインで工場見学を行えないかと考えました。きっかけとなったのは、毎年夏休みに従業員の家族向けに行っている『ファミリーデー』。ここでオンライン工場見学を試行したのです」 ファミリーデーの成功を受けて、一般のお客様向けにも行うことになりました。北海道工場のオンライン工場見学では、あらかじめ撮影した動画を見ながら、製造工程を紹介。工場見学スタッフが、製造現場を生中継でお届けする時間もあります。
  • 小田「製造ラインのすぐ近くで撮影していますので、臨場感が格別です。より近くでたっぷり見ていただけるのは、オンラインならではの楽しみ方だと思います」 オンライン工場見学は、通常の工場見学では足を踏み入れることができないエリアも見られる特別な工場見学として、ご好評をいただいています。
  • 北原「お客様からは、『普段は見られないところまで見学することができて良かった』、『ポテトチップスを大切につくっていることがわかった』といったご感想をいただいており、オンラインでも続ける意義を感じています」

「自然の恵みを無駄なく活用する」環境対応

北海道工場のオンライン工場見学では、環境に配慮した取り組みを紹介するプログラムを新たに設けています。SDGs(持続可能な開発目標)について学んでいる子どもたちから環境関連の質問を受けることもあるといいます。

  • 花田「北海道工場では、ポテトチップスをつくる工程において、食品ロス削減や環境負荷軽減に向けた取り組みを行っています。お客様にもぜひ知っていただき、自然の恵みを大切にしていただきたい、という想いで配信をしています」 例えば、割れてしまって商品にできなかったポテトチップスはそのまま廃棄するのではなく、家畜の飼料や畑の肥料になっています。じゃがいもを揚げるときに使った油は、バイオディーゼル燃料として再利用されています。また、製造工程ではたくさんの水を使います。使用後の水は、微生物を使った水処理施設の曝気槽(ばっきそう)できれいにし、地域の環境を汚さないよう取り組んでいます。 さらにカルビーグループは、賞味期限の見直しを行っています。原料や作り方などの工夫によって、賞味期限の延長を実現。表示方法は「年月日」から「年月」に変更しました。おいしく召し上がっていただける期間を長くすることで、食品ロスの削減を進めています。
  • 小田「自然の恵みを大切に活かした商品をご提供するのが、私たちの使命です。食糧資源を無駄なく使い、やむなく生じる廃棄や排水については、環境負荷を減らすようにしています」

「これから」のフードコミュニケーション

これからのフードコミュニケーションは、従来の食育や食の安全・安心にとどまらず、環境問題など社会課題に対する領域にまで広げていきたいと担当者は語ります。

  • 花田「今まで以上に幅広いテーマで、ステークホルダーの皆さまとコミュニケーションを取る機会にしていきたいです。皆さまとともに社会課題に向き合い、解決に取り組んでいく。そのきっかけになったら嬉しいですね」 北海道工場の工場見学では、これからもポテトチップスをつくる工程を通して、サステナブルな取り組みをお客様へ分かりやすくお届けしていきます。